ライター : 4575

子育てフードライター

小学生の子どもを持つママ、4575です。家事や仕事に忙しくてもおいしいごはんを作りたい!とレシピを日々研究中。作り置きや時短料理など、毎日のお料理を楽しく作るレシピをたくさん紹…もっとみる

菜種油(なたねあぶら)とは

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菜種油(なたねあぶら/なたねゆ)は、アブラナ科の植物の一種、セイヨウアブラナから抽出される油です。

日本で搾油が始まったのは江戸時代とされており、はじめは行灯の燃料用として使われていました。その後、搾油機が開発されたことにより生産量が増え、食用として全国に普及。現在は、国内での菜種収穫量はごくわずかで、主にカナダやオーストラリアから輸入しています。

菜種油の栄養と効能

菜種油には、体内で合成することができない必須脂肪酸である、オメガ6(n-6)系脂肪酸オメガ3(n-3)系脂肪酸が多く含まれています。オメガ6(n-6)系脂肪酸に属するリノール酸は、血中コレステロールを上げにくいと言われています。

また、オメガ3(n-3)系脂肪酸に属するα-リノレン酸は、代謝により一部がEPAやDHAに変換されます。EPAには血液を正常に保つはたらきがあり、DHAには乳幼児の神経や脳の発達に必要な成分が含まれているとされています。(※1,2)

菜種油とキャノーラ油の違い

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菜種油とキャノーラ油の一番の違いは、原料です。菜種油がセイヨウアブラナから抽出されるのに対し、キャノーラ油はセイヨウアブラナを品種改良したキャノーラ種から抽出されます。

なお、キャノーラ油に含まれるエルカ酸という成分が、体に良くないという説が流れた時期がありましたが、香港食物環境衛生署食物安全センターでは2011年にこの説を否定。欧州連合(EU)も、2019年に「エルカ酸の低い品種を使用することで低減を達成することが可能である」と発表しています。(※3,4)

菜種油の使い方

菜種油は熱に強い性質をもっているため、揚げ物や炒め物などの加熱調理にむいています。また、油脂類は空気と結合すると、酸化してにおいや色が悪くなってしまうことも。菜種油は酸化しにくいため、料理の食感と風味を損なうことがありません。

クセがない特徴を活かし、ドレッシングやマリネ、お菓子作りにも活用できますよ。

菜種油は体に悪い?

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菜種油は、一般的な量を摂取するのであれば体に悪いものではありません。しかし、菜種油を抽出する際に、ノルマルヘキサンという溶剤を加える製法が気になるという考えもあるようです。ノルマルヘキサンは、精製過程で取り除かれるため体に影響を及ぼす心配はありません。

また、ノルマルヘキサン特有のにおいを取り除く過程で、トランス脂肪酸が発生する場合があります。欧米では、日常的にトランス脂肪酸を多く摂り過ぎると体に悪影響があるとされていますが、もともと脂質の摂取量が少ない日本人の場合でも同じ影響があるのかどうかは明確にされていません。

いずれにせよ、菜種油は、摂り過ぎに注意して使用することが大切です。(※5,6)

安心して使える菜種油を選ぶポイント

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※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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