目次
小見出しも全て表示
閉じる
菜種油とごま油の違い
オリーブオイルと同じく、菜種油とごま油には原料が違いがあります。
ごま油の原料はごまの種子です。ごまを焙煎してから作るため、香りが強いのが特徴で、ドレッシングや中華料理など、さまざまな料理に活用することができます。香り付けに使うのがおすすめです。
菜種油とは、味わいも香りも大きく異なりますね。
ごま油の原料はごまの種子です。ごまを焙煎してから作るため、香りが強いのが特徴で、ドレッシングや中華料理など、さまざまな料理に活用することができます。香り付けに使うのがおすすめです。
菜種油とは、味わいも香りも大きく異なりますね。
菜種油と米油の違い
米油と菜種油の大きな違いは、やはり原料。
米油の主な原料は玄米を精米したときに出る「米ぬか」。米ぬかから油を搾り、余計なものを取り除いて作られています。そのため玄米由来の栄養成分が豊富なのも特徴のひとつです。
菜種油とは「クセがない」「酸化しにくい」「揚げ物がカラッと仕上がる」といった点で共通点があります。
米油の主な原料は玄米を精米したときに出る「米ぬか」。米ぬかから油を搾り、余計なものを取り除いて作られています。そのため玄米由来の栄養成分が豊富なのも特徴のひとつです。
菜種油とは「クセがない」「酸化しにくい」「揚げ物がカラッと仕上がる」といった点で共通点があります。
菜種油の使い方
菜種油は熱に強い性質をもっているため、揚げ物や炒め物などの加熱調理にむいています。また、油脂類は空気と結合すると、酸化してにおいや色が悪くなってしまうことも。菜種油は酸化しにくいため、料理の食感と風味を損なうことがありません。
クセがない特徴を活かし、ドレッシングやマリネ、お菓子作りにも活用できます。また、揚げ物に使うとカラッとした仕上がりになりますよ。
クセがない特徴を活かし、ドレッシングやマリネ、お菓子作りにも活用できます。また、揚げ物に使うとカラッとした仕上がりになりますよ。
【まとめ】菜種油の特徴
- セイヨウアブラナを原料とする油
- 国内での菜種収穫量はごくわずかで、海外から輸入している
- 「一番搾り」のものがよく、とくに「未精製油」がおすすめ
- 熱に強く、酸化しにくく、クセがなくて、揚げ物がカラッと仕上がる
菜種油の栄養と効能
菜種油には、体内で合成することができない必須脂肪酸である、オメガ6(n-6)系脂肪酸とオメガ3(n-3)系脂肪酸が多く含まれています。オメガ6(n-6)系脂肪酸に属するリノール酸は、血中コレステロールを上げにくいと言われています。
また、オメガ3(n-3)系脂肪酸に属するα-リノレン酸は、代謝により一部がEPAやDHAに変換されます。EPAには血液を正常に保つはたらきがあり、DHAには乳幼児の神経や脳の発達に必要な成分が含まれているとされています。(※1,2)
また、オメガ3(n-3)系脂肪酸に属するα-リノレン酸は、代謝により一部がEPAやDHAに変換されます。EPAには血液を正常に保つはたらきがあり、DHAには乳幼児の神経や脳の発達に必要な成分が含まれているとされています。(※1,2)
菜種油は体に悪い?
菜種油は、一般的な量を摂取するのであれば体に悪いものではありません。しかし、菜種油を抽出する際に、ノルマルヘキサンという溶剤を加える製法が気になるという考えもあるようです。ノルマルヘキサンは、精製過程で取り除かれるため体に影響を及ぼす心配はありません。
また、ノルマルヘキサン特有のにおいを取り除く過程で、トランス脂肪酸が発生する場合があります。欧米では、日常的にトランス脂肪酸を多く摂り過ぎると体に悪影響があるとされていますが、もともと脂質の摂取量が少ない日本人の場合でも同じ影響があるのかどうかは明確にされていません。
いずれにせよ、菜種油は、摂り過ぎに注意して使用することが大切です。(※5,6)
また、ノルマルヘキサン特有のにおいを取り除く過程で、トランス脂肪酸が発生する場合があります。欧米では、日常的にトランス脂肪酸を多く摂り過ぎると体に悪影響があるとされていますが、もともと脂質の摂取量が少ない日本人の場合でも同じ影響があるのかどうかは明確にされていません。
いずれにせよ、菜種油は、摂り過ぎに注意して使用することが大切です。(※5,6)
安心して使える菜種油を選ぶポイント
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング