ライター : 廣瀬茉理

グルメライター

さまざまな料理に使える「あさり」

あさりは和洋中さまざまな料理に使える万能食材です。うまみたっぷりの出汁が、多くのソースやスープとマッチします。

しかし、調理をしてみるとしっかり時間を置いたはずなのに、砂が抜けていない……なんてことも。この記事では、正しいあさりの砂抜きの方法をご紹介します。

これが正解!あさりの砂抜き方法

1. 海水程度の塩水に浸す

あさりを水の中でこすり洗いしたら、海水程度の塩水に浸します。海水程度の塩水は、3%濃度を目安に作りましょう。500ccの水に対し、小さじ3杯の塩(約15g)を混ぜ合わせます。

塩水の量はあさりがひたひたになるくらいがおすすめ。塩水が多いようであれば、量を調整してくださいね。

2. 時間を置いて砂を出させる

ボウルにアルミホイルや新聞紙をかぶせて、常温のまま放置します。スーパーで購入したあさりは1時間ほど、潮干狩りで採ってきたあさりは半日ほど放置しましょう。あさりが活発になる温度は20℃。冷蔵庫に入れると冷えすぎてしまい、砂を吐きません。しかし、夏は気温が高いので、涼しいところに置くか、ときどき冷蔵庫に入れましょう。

塩分調整のため、砂抜きしたあさりはザルで水気を切って30分ほど置いてください。

おいしさをキープ!砂抜きしたあさりの保存方法

1~2日以内に食べるなら冷蔵保存

冷蔵保存する場合は、保存容器の中で濃度3%の塩水に浸けて、ラップをかけます。冷蔵庫での保存期間は1~2日。冷蔵保存したあさりは、新鮮なうちに食べきりましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ