ライター : とも

子育てフードライター

乾燥パスタの賞味期限はどのくらい?

一般社団法人日本パスタ協会によると、乾燥パスタの賞味期限は、未開封の状態で製造後約3年(37ヶ月)とされています。想像よりも長いと感じる方が多いのではないでしょうか?

これは、2020年に同協会がおこなった検証試験の結果に基づくもの。検証試験では、少なくとも製造後3年半(42ヶ月)は食品衛生上の問題と食味に劣化が認められないことが確認されました。(※1)

賞味期限切れのパスタは食べられる?

賞味期限とは、おいしく食べることができる期限のこと。乾燥パスタは、賞味期限が切れたあとも、変質(微生物の影響を受けて風味が悪くなり、食用に適さなくなること)することがないため、未開封で正しく保存されていれば食べることができます

なお、乾燥パスタを含む乾麺には、消費期限が設けられていません。消費期限は、日持ちしない生ものや弁当などに表示されるため、長期保存できる乾麺には表示されないのが理由です。

乾燥パスタが腐るとどうなる?

未開封の乾燥パスタにカビが発生したり腐ったりすることは、ほとんどありません。ただし、開封後は湿気を吸って腐ってしまうおそれがあるため注意が必要です。湿気を吸うとパスタがやわらかくなったり、白カビや緑カビが発生したりすることも。このような状態になったら賞味期限内でも廃棄してください。

開封した乾燥パスタの賞味期限と保存方法

開封した乾燥パスタの賞味期限は、各メーカーとも明確な期限は設けられていないようです。ただし、開封後は湿気に弱く、風味や味が落ちてしまうので、早めに使うのがおすすめです。

保存する際は、虫やホコリなどが入らないよう、フタ付きの密封容器に移すか、袋の開口部をしっかり閉じてパスタケースに入れましょう。

保存場所は高温多湿を避けた常温がベスト。冷蔵庫に入れると、温度変化が生じたり庫内のにおいが移ってしまったりするため、できるだけ避けたほうが良いです。

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