下準備

Photo by Kanami Maruyama

日本のスーパーではブーケガルニはなかなか手に入らないので、まずはブーケガルニ作りから開始です。なかなか家庭で使わないという理由もありますが、そもそもブーケガルニには正解がないのだとか。料理によって組み合わせるハーブと量を変えるといいそうです。今回は一般的に用いられることが多いローズマリー、タイム、パセリと、家に余っていたセロリの葉を束にしました。フレッシュなままでもいい香りです。

作り方

1. 肉の下処理(血や汚れがついている場合のみ)

Photo by Kanami Maruyama

肉は上段は左からスネ肉、バラ肉、下段は左から牛骨、テール(すべて肉のハナマサさんで購入しました)
今回手に入れたお肉はわりときれいだったので、この工程は省きました。

2. 肉をタコ糸で縛る

大きめのブロック肉がある場合はタコ糸でしばりますが、今回使ったバラ肉はそこまで大きくなかったので、この工程は省きました。

3. 肉の灰汁を取る

骨付きの肉を下にしてお肉がかぶるぐらいの水を入れ、沸騰したら煮汁をこします。肉と鍋に付いた灰汁はしっかりと水で洗います。

4. 肉、野菜、ブーケガルニなどを煮込む

Photo by Kanami Maruyama

フランスでは玉ねぎにクローブを刺して煮込むことが多いとか。ばらけると「こす」作業も手間がかかり、万が一残ると食べたときに痛いからだそうです
Aの野菜を炒めます。トマトは刻み、玉ねぎは断面に色が付くまで、人参は全体にうっすら色がつくまで炒めます(色と香りづけのため)。玉ねぎは1/2個に対し20本(1個なので合計40本)のクローブを刺します。

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煮込む前
肉、煮汁、A、ブーケガルニ、塩、粒胡椒を鍋に入れて、肉がやわらかくなるまで灰汁を取りながら約2時間煮込みます。

5. 肉を取り出してこす

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約2時間煮込んだあと
肉を取り出してこす際、一緒に煮た野菜、ブーケガルニ、粒胡椒は取り除きます。浮いている油もすくい取ってください。

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