食べる時間に気を付ける

午前6時から午後16時までの間は、脂肪合成を促すたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」が低下するため、肥満になりにくい時間帯です。おはぎは朝食と昼食の間や、15時のおやつに食べるのがおすすめですよ。

「BMAL1(ビーマルワン)」は16時頃から22時頃にかけて徐々に増えていくため、夕飯後や就寝前など、夜におはぎを食べるのは避けましょう。(※13)

ダイエット中におすすめなおはぎレシピ4選

1. 黒米おはぎ

黒米を混ぜて炊き上げたもち米で粒あんを包み、きなこをまぶすレシピ。黒米はアントシアニンが豊富です。ポリフェノールの一種で、眼の機能を高める作用や、老化に関わる活性酸素の増加を抑え、綺麗な肌を保つはたらきがあります。(※14)

2. 雑穀米おはぎ

雑穀米を使い、あんこやきな粉をまぶすおはぎです。雑穀はあわ・きび・はとむぎなどさまざまな種類があり、白米に混ぜて炊くことでビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養素をプラスすることができますよ。(※15)

3. 黒糖ごまおはぎ

上白糖ではなく、黒糖を黒ごまと混ぜてまぶすおはぎのレシピです。黒糖は、上白糖にほとんど含まれていないカリウムやカルシウムなどのミネラルを含みます。黒糖ならではの味と香りが出るので、味わいが増しますよ。(※16)

4. ずんだおはぎ

残ったご飯をつぶして作る、もち米いらずのずんだおはぎです。ずんだに使う砂糖の量は枝豆の2割程度と少なめで、甘さ控えめのヘルシーなおはぎに仕上がります。ずんだの味付けは砂糖だけでなく、塩を使います。甘みが引き立つため、必要以上に砂糖を使わずに済みますよ。(※17)

おはぎは食べ過ぎに注意してヘルシーに摂り入れよう

おはぎは糖質が多く含まれる食品。たんぱく質や食物繊維、ビタミンB1といった栄養素が含まれますが、食べ過ぎると肥満につながるため、注意が必要です。ダイエット中におはぎが食べたい場合は、ご紹介した一日あたりの量やおすすめの時間帯を目安にしてくださいね。

おはぎは手作りすることで材料の種類や砂糖の量を調節できます。ぜひ参考にして、おはぎをおいしく食べましょう。
【参考文献】
2021/01/07参照)
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