ビタミンB2

目玉焼き1枚(43.3g)に含まれるビタミンB2は0.18mgです。

ビタミンB2は酵素のはたらきを助ける補酵素として、エネルギー産生にかかわっています。また、皮膚や粘膜の機能を正常に維持したり、発育を促したりするビタミンです。不足すると、口内炎や口角炎といった症状を引き起こすおそれが。粘膜の健康維持のためにも、不足しないよう心がけたいですね。(※1,7)

目玉焼き1枚(43.3g)に含まれる鉄は0.9mgです。

鉄は、主に赤血球をつくるヘモグロビンの材料として存在しています。ヘモグロビンには、酸素を体中に運ぶ役割も。鉄が不足すると酸素が十分に行き渡らなくなるため、頭痛や疲れを感じやすくなることがあります。鉄はさまざまな食品に含まれていますが、動物性食品に含まれるヘム鉄は、鉄のなかでも吸収率が良いですよ。女性は月経や出産など鉄を失う機会が多いので、男性よりも積極的に摂りたい栄養素です。(※1,8)

レシチン

レシチンは、卵黄に含まれるリン脂質の一種で、ホスファチジルコリンとも呼ばれます。体内では細胞膜の主成分であるほか、神経伝達物質の材料にもなっています。そのため、脳内での記憶力や学習能力を高める作用があります。(※9)

ダイエット中でも目玉焼きを食べて平気?

目玉焼きには良質なたんぱく質が含まれ、糖質も少ないため、ダイエット中に食べることは問題ありません。むしろ、目玉焼きにはダイエット中に摂りたい栄養素が豊富に含まれています。

ただし、目玉焼きを作る際に注意してほしいポイントが。焼くときに油を多く使用してしまうと、それだけカロリーや脂質がアップします。ダイエット中は、なるべくカロリーオフできるよう工夫しましょう。

目玉焼きのカロリーをオフする方法

目玉焼きを作るときは油を計量し、最小限に抑えて使用しましょう。油を使わずに調理できるフライパンや、フライパン専用のアルミホイル、クッキングシートを使うのもおすすめです。ちなみに、サラダ油は小さじ1杯(4g)で37kcalあるので、減らす・使用しないといった工夫で、その分カロリーオフできます。(※10)

目玉焼きを作るときは調味料に注意

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