赤血球の生成をサポートする「葉酸」

マンゴーには100gあたり、84μgの葉酸が含まれています。

葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けます。葉酸は細胞の産生や再生を助け、発育に必要なため、胎児には特に重要なビタミンです。葉酸はほうれん草のような葉物野菜に多く含まれていますが、マンゴーにも豊富です。(※1,10)

マンゴーのカロリーや糖質量

重量カロリー糖質量
マンゴー小1個/150g102kcal23.4g
ドライマンゴー1袋/70g237kcal55.0g
(※1,11,12,13)
マンゴーは1個150gあたり102kcal、糖質量23.4gです。カロリー、糖質量ともに高めの果物であることが分かります。ドライマンゴーは1袋70gあたり237kcal、糖質量55.0gのため、マンゴーよりもさらに高カロリー、高糖質です。

ほかの果物と比べてみると

重量カロリー糖質量
マンゴー小1個/150g102kcal23.4g
バナナ中1本/84g78kcal18.0g
すいか中1切/150g62kcal13.8g
中1個/190g72kcal16.9g
(※1,11,14,15,16,17,18,19)
カリウム、β-カロテン、葉酸などのミネラルやビタミンを含むマンゴーですが、カロリーや糖質量はほかの果物に比べると高めです。食べる量には注意しましょう。

マンゴーの効率的な食べ方

マンゴーの食べ方

  1. 脂質を含む食品を組み合わせる
  2. スムージーにする
濃厚な甘みが特徴のマンゴー。そのまま食べてもおいしく栄養を摂り入れることができますが、脂溶性のビタミンEは油を使った調理をすることで、効率的に吸収できます。生のマンゴーにオリーブオイルをかけて塩をふるだけでもおいしいですよ。

また、β-カロテンという栄養素は、食材を細かく砕くことで細胞壁が破壊され、吸収率があがります。マンゴーをミキサーにかけ、ジュースやスムージーとして飲むのもおすすめです。(※1,7,20)

マンゴーの栄養にまつわるQ&A

Q. マンゴーとドライマンゴーの栄養価の違いは?

A. ドライマンゴーはマンゴーより高糖質ですが、食物繊維が豊富です。

100gあたりで比較すると、ドライマンゴーの糖質量、食物繊維はマンゴーの約5倍です。ドライマンゴーは手軽な食物繊維の補給に便利ですが、食べすぎには注意しましょう。(※1,13)

Q. マンゴーの栄養には美肌効果がある?

A. マンゴーの抗酸化ビタミンは肌を美しく保つのに役立ちます。

ビタミンCはコラーゲンをつくるために必要で、皮膚の健康を保ちます。また、ビタミンC、β-カロテン、ビタミンEは抗酸化ビタミンといい、老化の原因となる活性酸素を抑えたいときにおすすめです。(※1,5,21)
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