たんぱく質

マグロ100gあたり24.3gのたんぱく質が含まれています。(※1)

たんぱく質は、血液や筋肉など体をつくるための材料になります。そのほか体の機能を調整するホルモン、体内活動を手助けする酵素、病気と戦う免疫物質の材料にもなります。生きていくうえで、なくてはならない重要な栄養素です。たんぱく質を構成するアミノ酸の一部は体内で合成されないため、必ず食べ物からとる必要があります。(※2)

鉄分

マグロ100gあたり2.0mgの鉄が含まれています。(※1)

鉄は、血液中の赤血球の一部であるヘモグロビンの材料になります。ヘモグロビの役割は、呼吸で取り入れた酸素を体のすみずみまで運ぶこと。鉄分が足りなくなると体が酸素不足になり、頭痛がしたり疲れやすくなったりといった症状が出ます。女性は月経により鉄が失われやすいため、男性よりたくさん必要です。(※3)

カリウム

マグロ100gあたり450mgのカリウムが含まれています。(※1)

カリウムの主な働きは、体の水分調節です。塩分(ナトリウム)をとりすぎたときに、体がむくんだと感じることがありませんか?カリウムは過剰な塩分を体の外へ排出する作用があり、体に溜まった水分の排出を促すためむくみ対策に役立ちます。(※4)

ビタミンB群

ビタミンB群は全部で8種類あり、主にエネルギー代謝の補酵素として働きます。糖質、脂質、たんぱく質だけをとっても、スムーズにエネルギーに変換されません。ビタミンB群は、補酵素としてエネルギーへ変換するためのサポートをしてくれます。(※5)

ビタミンB1……0.15mg
ビタミンB2……0.09mg
ビタミンB6……0.64mg
ビタミンB12……5.8μg
ナイアシン……17.5mg
パントテン酸……0.36mg
葉酸……5μg
ビオチン……1.4μg(※1)

マグロはダイエット中でも食べてよい?

マグロは、ダイエット中の方におすすめの食材です。

マグロには体をつくる材料であるたんぱく質や、代謝を助けてくれるビタミンB群が豊富。マグロを食べることで筋肉量を維持しながら、代謝をスムーズに回してダイエットを後押ししてくれます。

またダイエットで食事量を減らしたり、食事を抜いたりすると鉄が不足してしまうことも。まずは食事のバランスを整えることが大切ですが、マグロも取り入れれば不足した鉄分を補えます。(※2,3,5)

ダイエット中も安心!ヘルシーなマグロレシピ7選

1. 長芋とマグロのシャキシャキ生春巻き

Photo by macaroni

マグロのたたき、長芋、ネギを巻いた和風味の生春巻きです。大葉の爽やかなアクセントがポイント。いも類はカロリーや糖質が気になるかもしれませんが、長芋は100gあたり65kcalで糖質量も12.9gと低めです。(※6)
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