目次
小見出しも全て表示
閉じる
おいしい『かぶ』の魅力に迫ります!簡単レシピもご紹介
淡白な味わいでくせがなく、離乳食に使いやすい食材としても知られる淡色野菜のひとつ、かぶ。実として食べられている白くて丸い根の部分だけでなく、栄養価の高い葉も緑黄色野菜として味わえます。
食材として長い歴史をもち、各地の気候や風土によって各地で変化してきたかぶは、漬け物にしたり、生で食べたり、煮蒸しにしたりと、調理法によってさまざまな味付けを楽しめるところが魅力的。
食材として長い歴史をもち、各地の気候や風土によって各地で変化してきたかぶは、漬け物にしたり、生で食べたり、煮蒸しにしたりと、調理法によってさまざまな味付けを楽しめるところが魅力的。
今回は、そんな「かぶ」の魅力に迫りたいと思います。
簡単レシピは、「かぶ」の素材を生かしたおすすめレシピをお届けします。
「かぶ」の魅力
かぶって?
原産地は、アフガニスタン付近か地中海沿岸だと言われています。
原産地は二説あり、アフガニスタン付近と地中海沿岸と言われています。根茎が頭のように見えるため「頭(かぶ)」や「株」から今のように呼称になったのではないかと伝えられています。春の七草の「すずな」としてもお馴染みですね。
栽培の歴史はとても古く、『日本書記』にも記載があるほど。土質を選ばずどこでも栽培できることから各地に根付き、さまざまな品種が生まれました。現在の栽培品種は80種以上。各地のご当地野菜としても人気を博しています。
栽培の歴史はとても古く、『日本書記』にも記載があるほど。土質を選ばずどこでも栽培できることから各地に根付き、さまざまな品種が生まれました。現在の栽培品種は80種以上。各地のご当地野菜としても人気を博しています。
かぶは、東洋型、西洋型に大きく分けられ、耐寒性に差があるため、日本国内の栽培地域も東西に分かれています。
東洋型は葉や茎に毛があり、全体的にゴツめのかぶが多いのが特徴で、西日本を中心に栽培されています。京都の聖護院蕪や島根の津田かぶも東洋型です。
西洋型は東日本中心に栽培されています。実はつるつるとし、関東東北でお馴染みの金町小かぶ、新潟の寄居かぶなども有名です。
東洋型は葉や茎に毛があり、全体的にゴツめのかぶが多いのが特徴で、西日本を中心に栽培されています。京都の聖護院蕪や島根の津田かぶも東洋型です。
西洋型は東日本中心に栽培されています。実はつるつるとし、関東東北でお馴染みの金町小かぶ、新潟の寄居かぶなども有名です。
かぶの旬と栄養
実の部分は球の形が整っていて傷やひび割れがしていないもの、堅くしまっているものが鮮度のよい証拠。
葉の部分は緑が鮮やかでピンとしているものが鮮度のよいものです。葉を折ってすが入っている場合は、買ったその日のうちに食べるよう工夫しましょう。
かぶの切り方
実の下ごしらえで「皮を厚めにむく」ということがよくあります。
これは外側には筋が多いから。煮物などをする場合は厚めにむくとよいでしょう。
皮がやわらかい小ぶりのものであれば皮ごと使用しても。
かぶの保存
葉がついたままで保存をすると、実の水分がどんどん葉に奪われてしまいます。買ったらすぐに実と葉を切り、分けて保存するのがおすすめです。
実はポリ袋に入れ、冷蔵庫で3~4日の鮮度のよいうちにいただきましょう。
葉は濡れた新聞紙で包み、ポリ袋に入れて保存を。おすすめはさっと塩ゆでしてから水気をしぼり、刻んで保存する方法。密閉袋に入れれば冷凍保存も可能です。
彩りやちょっとした炒めものに加えると、手軽に栄養をプラスできます。冷凍保存でも2週間程度を目安に使い切るとよいでしょう。
実の大・小と葉の使い分け
かぶとひと言で言っても、種類も大きさもまちまちです。1株の実が大きいもの、小かぶと呼ばれる小ぶりのもの、そして、短くても余すことなく使い切りたい葉。
下記を参考に、手にしたかぶに合った使い方を考えましょう。
下記を参考に、手にしたかぶに合った使い方を考えましょう。
(右)一株が小さい場合はピクルスやマリネ、和え物、サラダなどに
(中)一株が大きい場合は煮物、炒め物、スープなどに
(左)葉は塩ゆでしてからごはん、塩昆布と合わせて菜めしおにぎり、しらすと合わせてごはんのお供に
かぶの人気ランキング