4. ブイヨンはしっかりと温めて加えること

冷たいブイヨンをお米に加えてしまうと、ブイヨンが沸くまでに時間がかかってしまうので、お米から粘りがでてしまいます。必ずしっかりと温めたブイヨンをお米に加えましょう。

チーズリゾットの作り方

1.ブイヨンを温める、バターは小さく切る

小鍋にブイヨンを温めているところ

Photo by kii

小鍋に、水3カップと、市販のブイヨンを使用目安の1/4入れます。火にかけて、沸騰させましょう。沸騰したら、そのまま弱火にかけて、温かい状態をキープしておきます。
クッキングシートを使って、バターを簡単に小さく切り分ける方法

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バターは、溶けやすいように1.5cm角くらいに切っておきましょう。 ※バターの上にクッキングシートをのせて、クッキングシートの上から包丁で切ると、バターが包丁にくっつかなくてラクチンですよ♪

2.オリーブオイルで米を炒める

お米を炒めて、オリーブオイルでコーティングしているところ

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鍋にオリーブオイルを熱し、洗っていない米を入れます。木べらでやさしく混ぜながら、弱火で5分ほど炒めましょう。 ※火は必ず弱火にします。お米に焼き色がついてしまうと、チーズリゾットには不要な香ばしさがプラスされてしまいます。お米に火を通すのではなく、米を煮たときに崩れないように、油の膜でお米をコーティングすることが目的です。

3.白ワインを加えて、煮詰める

お米に白ワインを加えて、香りとコクをプラスする

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白ワインを加えて、火を中火に強めます。木べらでやさしく混ぜながら煮詰めましょう。
水分がなくなるまで白ワインを煮詰めたところ

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白ワインのアルコールと酸味を飛ばすために、しっかりと水分がなくなるまで煮詰めてください。

4.温かいブイヨンを200cc入れて、3分から4分煮る

お鍋に、ブイヨンを200cc加えたところ

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温かいブイヨンを200cc加えます。
クツクツと軽く沸騰しているお鍋

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火をクツクツと軽く沸騰するくらいに調整しましょう。木べらでときどき鍋底の米をはがすようにかきまぜながら、3分から4分煮ていきます。

5.ブイヨンを足しながら、15分から20分煮る

水分が煮詰まってきて、お米にポコポコと穴が空いたところ

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ブイヨンが煮詰まって、このように表面にポツポツと穴が開きはじめたら、ブイヨンを追加する合図!
ブイヨンを100cc追加したところ

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温かいブイヨンを100ccほど加えて、2分ほど煮ます。
木べらで鍋底から、お米をはがすようにやさしく混ぜるところ

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お米がブイヨンを吸って、表面にポコポコと穴が空いてきたら、その都度温かいブイヨンを100ccほど足しながら、お米がお好みのやわらかさになるまで煮ます。(煮る時間は、合計15分から20分が目安です。) ※ときどき鍋底についた米をはがすように、木べらで混ぜながら煮ましょう。(混ぜすぎると粘りがでてくるので、ときどきでOK) ※用意したブイヨンはすべて使い切らなくても大丈夫です。後半は、できあがりの水分量を調整するために、加えるブイヨンの量を減らしていくことがおいしく作るコツ!

6.火を止めて、塩、バター、パルミジャーノレッジャーノを加える

塩、バター、パルミジャーノレッジャーノ半量をお鍋に加えたところ

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お米がお好みのやわらかさになりましたら、火を止めます。塩、バター、パルミジャーノレッジャーノを半分加えて混ぜ合わせましょう。
パルミジャーノレッジャーノが溶けるまで混ぜたリゾットに、残り半分のパルミジャーノレッジャーノを加えるところ

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パルミジャーノレッジャーノが混ざりましたら、残りのパルミジャーノレッジャーノも入れて、全体を混ぜ合わせます。 ※ パルミジャーノレッジャーノを一気にすべて入れると、ダマになりやすいので、2回に分けて加えましょう。

7.器に盛り付けて、ブラックペッパーをふる

器にチーズリゾットを平らに盛り付けて、上にブラックペッパーをふったところ

Photo by kii

器にチーズリゾットを平らに盛り付け、ブラックペッパーをふって完成です!
お米の粒がつぶれていないか、できあがったチーズリゾットを近くで確認しているところ

Photo by kii

お米に芯は残っていないけど、雑炊のようにとろみはついていない。しっかりと全体がひとつにまとまり、お米の粒が美しくキープされているのがおいしいリゾットの形です♪

こちらもおすすめ!リゾットのレシピ5選

1. 冷やごはん&レンジで!簡単カルボナーラ風リゾット

冷やごはん&レンジで作れる簡単リゾットです。牛乳と粉チーズのクリーミーな味わいに、仕上げにのせた卵黄でさらに濃厚に!隠し味にだししょうゆを入れて、奥深い味わいに仕上げました。だししょうゆがなければ、めんつゆでも代用OKです。

2. 調理時間5分で!簡単時短チーズリゾット

生米ではなく、冷やごはんで作れるお手軽リゾットです。調理時間5分でパパッと作れるので、朝ごはんやお昼ごはん、ちょっぴりおなかが空いたときの夜食にも重宝しますよ。 冷やごはんは温めてから水洗いをすることがポイント。ぬめりを洗い流して、冷やごはんでも粘り気が出にくくなるのです。

3. アスパラベーコンの焼きチーズリゾット

Photo by macaroni

調理時間:15分
【材料(2人分)】
・ごはん……200g
・アスパラガス……4本(50g)
・カットベーコン……50g
・とろけるチーズ……60g
・牛乳……大さじ2杯
・コンソメ……小さじ1/2杯
・塩……少々
・粗挽き黒こしょう……少々

出典: macaro-ni.jp

底にいれたチーズはカリカリと、上にのせたチーズはとろ〜りと、ふたつのチーズの食感が楽しめます。蒸し焼きにしたアスパラは、とっても甘くて、香りもギュッと閉じ込められていますよ。洗い物が少ないラクチンレシピですので、休日のおひるごはんにもいかがでしょうか?

4. 濃厚クリーミー♪ 和風アボカド明太リゾット

Photo by macaroni

調理時間:30分
【材料(2人前)】
・白ごはん……200g
・アボカド……1/2個
・しいたけ……2個
・玉ねぎ……1/4個
・バター……10g
・塩こしょう……少々
・パルメザンチーズ…… 適量
・青ねぎ……適量
・明太子……60g
a. 昆布だしの素……顆粒1g
a. 水……1/2カップ(100cc) 
a. 豆乳……1/2カップ(100cc)または牛乳
a. 味噌…… 小さじ1杯

出典: macaro-ni.jp

相性がよい味噌と豆乳の濃厚な組み合わせに、アボカドとチーズもいれて、さらに濃厚な味わいに仕上げています。こってりクリーミーな味わいに、明太子のピリリとした辛さがよいアクセントで、ひと口食べればやみつきになること間違いなしですよ♪

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