野菜の糖質の量に注意

野菜類は糖質が控えめな食品のひとつですが、一部の野菜には糖質が多く含まれるため注意が必要です。 たとえばキャベツの糖質量は100gあたり3.4gですが、かぼちゃには100gあたり17.1g、れんこんには100gあたり13.5gの糖質が含まれています。(※7) また、じゃがいもやさつまいも、里芋などのいも類も糖質が多い食品ですよ。

糖質ダイエットの危険性

リバウンドしやすくなる

糖質ダイエットのために極端な食事制限をおこなうと、ストレスがたまるうえにリバウンドしやすくなります。ローカーボダイエットのような厳しい糖質制限は、減った体重を維持することがむずかしいため、おすすめできません。 適正な糖質の量を控えながらも、長く続けられる食事になるように工夫してダイエットをおこないましょう。

体調不良を起こしやすくなる

体に必要な糖質の量が不足すると、体調不良を起こしやすくなってしまいます。糖質は脳や体を動かすエネルギー源になるという働きを持つ、大切な栄養素です。 糖質が不足すると、エネルギー不足により疲労感や集中力の低下を感じやすくなります。仕事や勉強に支障をきたすリスクがあるため注意が必要です。(※1) 糖質は摂り過ぎても不足しても体によくありません。適切な量を摂るように心がけましょう。

糖質ダイエットはメリットも

血糖コントロールがしやすくなる

食後の血糖値が大きく上がることを防げるのが糖質ダイエットのメリットです。(※2) 血糖値とは、血液内のブドウ糖の濃度のこと。食後は糖質が吸収されブドウ糖になり血液に入るため、血糖値が上がります。高血糖の状態が続くと動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の原因となります。(※8) そのため、糖質ダイエットにより食後の血糖値の上昇を抑えることで、生活習慣病の予防になりますよ。(※2)
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