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コツをおさえて絶品。「ロースカツ」の作り方
調理時間
30分
こんがり揚げ色がついたと思って切ったら中は生……。そんな経験はありませんか?それは油が高温になりすぎたことが原因なんです。今回は、油の温度、上手に揚げるコツやポイントを解説しながら、基本の作り方をご紹介しましょう。
材料(3人分)
上手に作るコツ・ポイント
- 肉は調理する10分から15分くらい前に冷蔵庫から出して常温に置いておきます。
- 赤身と脂肪をつないでいる筋は、加熱すると縮んでしまい、肉がそってしまうので、火が均一に通らなくなります。そうならないように、筋のある部分の数か所に包丁の先を刺し、筋切りをしましょう。さらにコップの底などで肉をたたいておくと、揚げたときやわらかくなります。
- 衣をつけたら、5分から10分ほど置いて馴染ませると揚げやすくなります。
- 170度の中温でサクッと揚げましょう。油に投入したあとは、トンカツが少し浮き上がってくるまで触らないようにしてくださいね。
作り方
1.豚肉を筋切りして塩こしょうする
Photo by sakura4
豚肉の赤身と脂肪の部分を丁寧に筋切りし、コップの底などでたたきます。形を整えたら両面に塩こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶします。
2.卵とパン粉をつける
Photo by sakura4
余分な小麦粉をはたいたら溶き卵にくぐらせ、そのあとパン粉をまんべんなくつけます。
3.170度の油で揚げる
Photo by sakura4
170度になった油に衣をつけたトンカツを入れます。入れてすぐに触るとパン粉がはがれてしまうので、30秒から1分ほどそのままにしてください。(170度の油とは、菜箸を入れたとき、やや大きめの泡が上がってくる状態です)
4.キツネ色になるまで揚げる
Photo by sakura4
パン粉がカリッとしてきて、油の中で泳ぐようになってきたらひっくり返します。4分から5分ほどで揚げ色がついてくるので、泡が小さく少なくなってきたら油から引き上げましょう。
5.油を切って、食べやすい大きさに切る
Photo by sakura4
キッチンペーパーや網の上にトンカツをあげ、油が切れたら食べやすい大きさに切ります。たっぷりの千切りキャベツと一緒にお召し上がりください。
ロースカツに合わせたい献立案
【副菜1】キャベツのカラフルロールサラダ
彩りの少ないロースカツには、華やかなサラダがおすすめです。こちらは、レンジで蒸し焼きにしたキャベツで、さまざまな具材を巻いたサラダロールです。食卓がカラフルになるだけじゃなく、ひと品で野菜がたっぷり食べられるのもうれしいですね。おもてなしにも最適なサラダのレシピです。
【副菜2】パリパリピーマン
揚げ物を食べていると、さっぱりとした副菜が欲しくなりませんか?そこでおすすめしたいのが、細切りにした生のピーマンに、塩昆布、ちりめんじゃこ、調味料を加えた「パリパリピーマン」です。混ぜるだけなのでとっても簡単。箸休めにぴったりのひと品です。
【汁物】じゃがいもの味噌汁
ロースカツに合わせたい汁物といえば、やはり味噌汁ではないでしょうか。ご紹介するのは、ほくほくのじゃがいもと玉ねぎをたっぷり入れた、やさしい味わいの味噌汁です。素材の甘みが味わえるひと品で、重くなりがちな肉料理にぴったり。心も体もホッとするレシピです。
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