ライター : taki

料理家

こってり味でお肉やわらか。牛すじの味噌煮込み

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調理時間 150
こってりおいしい牛すじの味噌煮込みを作ってみませんか?このレシピでは赤みそを使っていますが、合わせみそや八丁みそなどお好みの味噌でOK。鍋に具材を入れたらコトコト煮込むだけなのでほったらかしで簡単。やわらかい牛すじと味噌のコクで箸がすすみますよ。おかずにもおつまみにもおすすめ!

材料(4〜5人分)

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コツ・ポイント

  1. 下ゆでは2回して牛すじのアクと臭みをとる
  2. 赤みそはお好みの味噌で代用可能
  3. 煮汁が半分くらいになるまでしっかり煮込む
牛すじはアクや臭みがあるので、下ゆでは1回だけでなく、2回しっかりゆでてください。味噌は赤みそがおすすめですが、合わせみそや八丁味噌などでも代用可能。より色の濃い味噌を使いましょう。具材をすべて入れたら、煮汁が半分以下になるくらいまでしっかり煮込むと味が染みておいしいですよ。

作り方

1.牛すじを下ゆでする

鍋で牛すじを下ゆでしている様子

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牛すじは血などを洗います。鍋にたっぷりの水(分量外)を沸かし、牛すじを入れたら、表面がふつふつした状態を保ちながら10分煮ます。途中でアクもとりましょう。
牛すじの赤い部分がなくなったら鍋から取り出したら水洗いし、ザルにあげます。

2.牛すじを長ねぎとしょうがとゆでる

木のまな板においた長ねぎの青い部分としょうがの薄切り

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長ねぎは洗って青い部分を切り分けます。しょうがは洗って薄切りにします。
鍋に入れた牛すじと長ねぎとしょうが

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アクのついた鍋をさっと洗い、たっぷりの水と下ゆでした牛すじ、長ねぎ、しょうがを入れます。中火にかけ、沸騰したら蓋をして弱火で1時間30分ほどゆでます。

3.牛すじとゆで汁に分ける

ザルにあげた牛すじ

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牛すじがやわらかくなるまで煮たらザルにあげ、ゆで汁と分けます。これで牛すじの下ごしらえは完了です。

4.具材を切る

木のまな板においたにんじんと大根の薄切り

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大根は洗って皮をむき、いちょう切りにします。にんじんは洗って皮をむき、半月切りにします。
木のまな板においた切った長ねぎとこんにゃく

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長ねぎの白い部分は洗ってななめに薄切りにします。こんにゃくは洗ってひと口大に切るか、ちぎります。
黒いまな板で牛すじを切っている様子

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下ごしらえした牛すじは水気を切り、ひと口大に切ります。

5.野菜とこんにゃくをさっと炒める

鍋で野菜とこんにゃくを炒めている様子

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鍋にごま油を入れ、切った野菜とこんにゃくを中火で炒めます。油が全体に絡み、大根が少し透きとおるくらいが目安です。

6.牛すじを入れて煮込む

鍋に牛すじを入れて煮込んでいる様子

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野菜を炒めたら牛すじ、水、牛すじのゆで汁を入れ、中火で15分ほど煮ます.

7.赤みそと調味料を入れて煮込む

味噌と調味料を入れて煮込んでいる牛すじの味噌煮込みのアップ

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大根が透きとおるくらいまで煮込んだら、赤みそを含むaの調味料を入れて、表面がふつふつするくらいの温度で30分ほど煮込みます。
煮汁が半分になるまで煮込んだ牛すじの味噌煮込み

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煮汁が半分以下になるまで煮込みます。

8.盛りつける

長ねぎをのせた牛すじの味噌煮込みのアップ

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お皿に盛り、切った長ねぎをかけたらできあがり。

圧力鍋で作る場合

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圧力鍋で作る場合も、レシピは同じ分量でOKです。作り方の鍋の部分を圧力鍋に代え、お使いの圧力鍋の使い方に沿って調理してください。圧力鍋で作ることで、牛すじの下ゆでや煮込む時間を大幅にカットできますよ。

おすすめの食べ方

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できあがった牛すじの味噌煮込みは七味唐辛子をかけて食べるのがおすすめ。七味唐辛子がない場合は、代わりに一味唐辛子や炒りごまをかけてもおいしいですよ。

おすすめの献立/相性の良いお酒

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牛すじの味噌煮込みがあれば献立作りが簡単。牛すじの味噌煮込み、ごはん、汁物、そしてほうれん草のお浸しやいんげんのごま和えなど、野菜の小鉢があれば立派な晩ごはんができあがり。また、牛すじの味噌煮込みは日本酒や焼酎と合わせるのがおすすめ。そのままでも燗にしてもよく合います。

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