ライター : きたやまあさみ

ライター

居酒屋の定番。牛もつみそ煮込み

Photo by きたやまあさみ

調理時間 70
居酒屋の定番おつまみ、牛もつ煮込みの作り方をご紹介します。味の決め手となる牛もつは、脂身の多い小腸(まるちょう)と、歯ごたえのある大腸(しまちょう)を半量ずつ使うのがポイント。噛むほどに野菜の甘味と牛もつの旨味が口いっぱいに広がり、お酒がすすむこと請け合いです。

材料(4人分)

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コツ・ポイント

  1. 牛もつは、脂が多くジューシーな小腸(まるちょう)と、ホルモンの旨味が強く感じられる大腸(しまちょう)の2種類をミックスすると、よりおいしく仕上がります。
  2. 小腸がお店にない場合は、大腸のみで作ってもかまいません。小腸だけで作ると、少し脂っこくなるので、大腸を優先して使ってくださいね。

まずはチェック!具材と牛もつの下ごしらえ

1.具材を切る

まな板の上に並べられた牛もつ煮込みの具材

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大根とにんじんは皮をむいていちょう切りにし、こんにゃくは1~1.5cm角のサイコロ状に切って熱湯でサッと下ゆでします。しょうがは皮つきのまま薄切りにします。

2.下ゆでする

鍋で牛もつをゆでる様子

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大きめの鍋にたっぷりの水と長ねぎの青い部分、薄切りにしたしょうがを入れ、火にかけます。沸騰したら、2種類の牛もつを入れ、ときどきかき混ぜながら5~6分ゆでます。

3.水で洗う

ゆでた牛もつを水で洗う様子

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ざるに上げてゆで汁を捨て、牛もつを冷水でよく洗います。表面についている汚れや脂のかたまりを取り除いたら、下ごしらえ完了です。

作り方

1.牛もつ、大根、にんじんを炒める

鍋で下ごしらえした牛もつと野菜を炒める様子

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大きめの鍋でごま油を熱し、牛もつ、大根、にんじんを炒めます。

2.こんにゃくを加える

炒めた野菜と牛もつにこんにゃくを加える様子

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具材に油が回ったら、水気を切ったこんにゃくを加え、さらに中火で3分ほど炒めます。

3.水、酒を加える

鍋に酒と水を注ぎ入れる様子

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酒、水を注ぎ入れ、強火にしてひと煮立ちさせます。

4.アクを取り除く

お玉でアクを取り除く様子

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アクが出てくるので、お玉ですくい取ります。ひと通り取り除いたら、弱火で30分間煮込みます。アクが出てきたら、そのつど取り除いてください。

5.みそ、みりん、はちみつを加える

鍋にみそとみりん、はちみつを加える様子

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みそ、みりん、はちみつを加え、菜箸で軽くかき混ぜて、みそを溶かします。

6.中火で30分煮込む

牛もつ煮込みをグツグツ煮込む様子

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中火で30分間煮込みます。最後にグツグツと煮こんで水分を飛ばし、旨味を凝縮させましょう。

7.お皿に盛りつける

刻みねぎがトッピングされた牛もつ煮込み

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お皿に盛りつけ、仕上げに刻みねぎをトッピングして完成です。お好みで七味唐辛子を振りかけてめしあがれ。

ひと晩おいてさらにおいしく

できあがった牛もつ煮込みは、ひと晩おくと、味がなじんでぐっとおいしくなります。保存容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日ほど保存ができるので、多めに作っておくのもおすすめです。味が濃くなったら、水を少量ずつ加えてお好みの濃さに調節してみてください。

牛もつを使う人気のおつまみレシピ3選

1. ほっとする甘さ。牛もつの白みそ煮

上品な味わいの白みそで作る、牛もつの煮込みです。牛もつのほか、コリッと食感のよい牛すじ肉を加えて、食べごたえのあるひと品に。みその種類が変わると、味わいがまったく異なりますよ。ほんのり甘いので、子どもでも食べやすいです。

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