ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

「さつま汁」ってどんな料理?

Photo by 菅 智香

さつま汁は、鹿児島県の郷土料理であることから、鹿児島汁とも呼ばれています。鶏肉に根菜はじめいろいろな野菜をごった煮して、みそで調えて作りますよ。

その昔、江戸時代のころ、薩摩藩では闘鶏(とうけい)が盛んでした。その闘鶏で負けた鶏を使って作っていたという話もあるほど、なんとも豪快なみそ汁なんです。エネルギーチャージしたいときにぴったりの汁物ですよ。

さつま汁のレシピ

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調理時間 20
基本のさつま汁のレシピです。具材がゴロゴロと入り、食べごたえがあります。肉の旨みでコクが増し、さつまいもをはじめとする根菜類の甘味が全体をまろやかに仕上げてくれますよ。手元にない材料は、冷蔵庫に残っている食材で代用してくださいね。

材料(4人分)

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コツ・ポイント

  1. 根菜をたっぷりと入れ、最初に油で炒めて旨みを閉じ込める
  2. みそを溶いたらぐらぐらと煮詰めない

作り方

1.鶏もも肉を切る

白い皿にのったもも肉

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鶏もも肉の余分な脂身を切り落とし、ひと口サイズに切ります。

2.さつまいもとにんじんを切る

まな板にのったカット済みのさつまいもとにんじん

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さつまいもはよく洗って皮つきのまま1cm幅の半月切りにします。にんじんは皮をむいて乱切りにします。

3.ごぼうとれんこんを切る

白いまな板にのったごぼうとれんこん

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ごぼうは皮を包丁の背でそいで斜め切りに、れんこんは皮をむいて5mm幅のいちょう切りにします。10分ほど水にさらして水気を切ります。

4.大根としいたけを切る

まな板にのったカット済みの大根としいたけ

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大根は皮をむいて5mm幅のいちょう切りに、しいたけは軸を切り落として1cm幅に切ります。

5.鶏肉を炒める

鍋に入った加熱した鶏もも肉

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鍋にサラダ油を入れ、中火にかけて鶏もも肉を入れます。鶏もも肉の両面に色がつくまで加熱します。

6.根菜を炒める

鍋に入った炒めたさつま汁の具材

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鶏もも肉の色が変わったらさつまいも、にんじん、ごぼう、れんこん、大根を加えてさっと炒め合わせます。

7.だし汁で煮る

鍋に入ったみそを入れる前のさつま汁

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だし汁としいたけを入れてひと煮立ちさせます。弱火にして蓋をし、さらに5分加熱します。

8.みそを溶かし入れる

鍋に入った完成したさつま汁

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具材に火が通ったらみそを溶かし入れ、沸騰する直前まで加熱して完成です。

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Photo by macaroni

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