牛乳

牛乳の糖質量は100mlあたり4.8g。わずかですが調製豆乳よりも糖質量が多くなっています。(※1) コーヒーチェーン店でラテを頼む時、ダイエットを意識してソイラテを頼むようにしていると言う方がいらっしゃったら、糖質量を考えると賢い選び方。 ただし、豆乳を使った飲料を選んでいても、砂糖やシロップが大量に入っていると糖質量が増えてしまいますので注意が必要です。

コーヒー

ブラックコーヒーは100mlあたりの糖質は0.7g。豆乳の1/4、調製豆乳の1/6程の量です。やはりコーヒーは砂糖やミルクを入れずにブラックで飲むことが最も低糖質な方法。 ブラックコーヒーが苦手な方は、乳成分入りコーヒー飲料を飲むこともあるかもしれませんが、その糖質は、100mlあたり7.2gです。(※1) ブラックコーヒーを選べば糖質量は抑えられますが、コーヒーを使った市販の飲料には、砂糖が多く含まれているものが多いのです。

ジュース

「100%」と記載されたジュースにヘルシーなイメージがある方が意外と多いのですが、オレンジジュース(濃縮還元)における100mlあたりの糖質量を見てみると、なんとその量10.5g!(※1)砂糖が加えられている調製豆乳の2倍以上です。 コップ1杯(180ml)飲むと、コーヒーシュガー(1本3gのもの)約6本分もの糖質をとることになるので注意しましょう。(※1)

豆乳は糖質カットできる優れもの!

豆乳には糖質が含まれますが、牛乳や甘い飲み物と比べると低糖質。ちょっと小腹が空いた時、何か飲みたい時に、甘い飲み物の代わりとしてコンビニでも比較的手に入りやすい調製豆乳を選んでみましょう。そうすることで少しずつ糖質の量を調整することができるかもしれません。 また、豆乳は調製豆乳よりも低糖質低脂質なヘルシー食材。その反面、調製豆乳よりも大豆の渋みや香りが強いのもまた事実。そのままでは飲みづらいと感じる方は、牛乳の代用として料理に使うのがおすすめです。

豆乳を上手に活用して糖質カット!

豆乳は他の飲料と比較すると糖質量が少ないことがおわかりいただけたでしょうか。 しかしその糖質量だけでなく、カロリーや脂質がまったくないわけではありません。ほかの飲料と比べてヘルシーだからと水のようにゴクゴクと豆乳ばかり飲みすぎてしまうと、肥満の原因となってしまう可能性も。 飲む量や飲み方に気をつけながら、豆乳を上手に取り入れてみませんか?
【参考文献】
【文】管理栄養士/佐々木梓
医療機関の管理栄養士として、乳幼児から高齢者まで幅広い対象者に向けた食事カウンセリング、健康イベント開催、レシピ作成を行う。その後妊産婦食アドバイザー等の資格取得、料理教室運営を経験し、現在はフリーランスの管理栄養士として、女性に向けた食や栄養の正しい知識と楽しみ方を伝えている。
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