ライター : 相羽 舞

管理栄養士

アーモンドのカロリーと糖質

重量カロリー糖質量
生アーモンド1粒/1g6kcal0.1g
ローストアーモンド1粒/1g6kcal0.1g
(※1,2)
生アーモンド、ローストアーモンドともに1粒あたり6kcal、糖質量は0.1gです。ナッツはカロリーが高いイメージがありますが、糖質量は低く、取り入れ方しだいではダイエット中や糖質制限中に向いている食品といえます。

ほかのナッツ類と比べると

カロリー糖質量
アーモンド608kcal9.7g
くるみ713kcal4.2g
ピーナッツ613kcal9.9g
(※1)
ナッツ類には脂質が多く、カロリーが高いのが特徴。100gあたりで比べると、アーモンドはくるみやピーナッツと比べるともっとも低カロリーで、糖質量はピーナッツと同じくらいです。くるみはカロリーが高いですが、糖質量はアーモンドの半分以下となっています。

アーモンドは糖質制限中に食べてもよい?

アーモンドの糖質量は1粒あたり0.1gと低いため、糖質制限中でも取り入れることができます。また、1粒0.1gと、糖質量をコントロールしやすい点もメリットです。

「適正糖質」の考え方では、間食からの糖質として、10gまでに抑えることが推奨されています。アーモンドは糖質が低いうえ、噛みごたえもあるのでよく噛むことで満腹感を得やすくなりますよ。(※1,2,3,4)

アーモンドの一日あたりの摂取量

アーモンドは、ビスケットやしょうゆせんべいなどの菓子類と比べて糖質が低い食材。そのため、糖質制限中やダイエット中のおやつとしてもおすすめです。しかしカロリーは高く、脂質も多く含まれているので、食べ過ぎには注意が必要。

また、アーモンド1粒(1g)あたりには、ビタミンEが0.3mg含まれています。一日あたりのビタミンE摂取量の目安は、30〜49歳の男性なら6.0mg、女性なら5.5mgなので、アーモンド20粒程度で摂ることができますよ。

アーモンド20粒(20g)あたりのカロリーは122kcal、糖質は1.9g含まれています。(※1,2,5)

アーモンドをダイエット中に食べる方法

方法

  1. 食べる個数を決める
  2. 食べ合わせを意識する
  3. 塩分が含まれていないものを選ぶ
  4. 大袋ではなく小袋で購入する

食べる個数を決める

糖質が低いアーモンドは、ダイエット中におすすめの食材。しかし、脂質やカロリーは高いため、食べ過ぎには注意する必要があります。

例えば、アーモンド20粒(20g)あたりのカロリーは122kcal、脂質は10.8g含まれています。

ダイエット中は一緒に食べる食材のカロリーも加味して、食べる個数を決めてくださいね。(※1,2)
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