ライター : ささだみき

管理栄養士 / 栄養教諭

アーモンドに含まれる栄養素と効果効能

栄養素

  1. 便秘対策やダイエットに役立つ「食物繊維」
  2. むくみ対策になる「カリウム」
  3. 貧血対策に欠かせない「鉄」
  4. 肌の健康をサポートする「ビタミンB2」
  5. 冷えや老化対策に「ビタミンE」
  6. コレステロール値を下げる「不飽和脂肪酸」

便秘対策やダイエットに役立つ「食物繊維」

アーモンドに含まれる食物繊維は、100gあたり11.0g、1粒(1g)あたり0.1g。

食物繊維には整腸作用があり、便秘がちな方に役立つ栄養素です。

食物繊維が豊富な食品として知られるごぼうでも、100gあたりの含有量は5.7gです。同量のアーモンドとごぼうを比べると、アーモンドには約2倍の食物繊維が含まれています。(※1,2,3,4)

むくみ対策になる「カリウム」

アーモンドは、ミネラルが豊富な食材です。特にカリウムが多く、100gあたり740mg、1粒(1g)あたり7.4mg含まれています。

カリウムは、ナトリウムを身体の外に排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎによるむくみが気になる方におすすめの栄養素ですよ。(※1,2,5,6)

貧血対策に欠かせない「鉄」

アーモンドには、鉄が100gあたり3.7mg、1粒(1g)あたり0.037mg含まれています。

鉄の不足は貧血の原因に。アーモンドの鉄は、肉や魚などの動物性たんぱく質や、ビタミンCを含む食材と一緒に摂取するとより効率よく吸収できますよ。(※1,2,7)

肌の健康をサポートする「ビタミンB2」

アーモンドには、ビタミンB2が100gあたり1.04mg、1粒(1g)あたり0.01mg含まれています。

ビタミンB2は、皮膚や髪、爪など細胞の生まれ変わりに重要な役割を果たす栄養素です。不足すると皮膚トラブルや口内炎の原因に。アーモンドのほかに、レバーやのり、チーズなどに多く含まれていますよ。(※1,2,8)

冷えや老化対策に「ビタミンE」

アーモンドに含まれるビタミンEは、100gあたり29.0mg、1粒(1g)あたり0.3mg。

アーモンドにおけるビタミンEの含有量は、ナッツ類のなかでもトップクラス。「抗酸化ビタミン」のひとつであるビタミンEは、老化を引き起こす「活性酸素」のはたらきを抑える作用があります。(※1,2,9)
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