よく噛んで食べる

アーモンドは食物繊維が多いため、噛み応えがあります。アーモンドをよく噛んで食べることで満腹感が得られ、食べ過ぎ対策につながります。

ゆっくりよく噛んで、味わって食べることは、食事の満足感が得られるだけでなく、肥満対策にも期待ができますね。(※1,15)

皮も一緒に食べる

アーモンドには、「フラボノイド」や「食物繊維」が豊富に含まれます。フラボノイドはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。免疫を整えたり、ストレスをやわらげたりする役割があるため、アーモンドは皮ごと食べると皮に含まれる栄養も取り入れることができますよ。(※14,16)

管理栄養士が答える!アーモンドの栄養に関するO&A

Q. アーモンドを毎日食べるとどうなる?

A:アーモンドを毎日適量食べると、便通が良くなる、貧血対策、肌の健康維持にもつながることが期待できます。

毎日継続して食べることは、栄養素の役割を引き出すのに大切なこと。ただし、フライドアーモンドや塩がたくさんついたもの、甘く加工されたものは塩分や糖質の過剰摂取につながるおそれがあります。できるだけ素焼きアーモンドを選ぶようにしましょう。(※3,7,8)

Q. アーモンドは朝昼晩、いつ食べるのが効果的?

A:アーモンドを食べるタイミングは、朝昼晩のいつでも構いません。ただし、食物繊維や脂質が豊富なため、夜遅い就寝前の時間帯に食べるのは避けたほうがベター。

食事の食べ過ぎを抑えたい方は、食事の前にゆっくりよく噛んで食べることで満腹感が得られるため、おすすめです。(※1,15)

Q. アーモンドの栄養は肌に良い効能がある?

A:アーモンドにたっぷり含まれるビタミンB2は、肌の生まれ変わりに関わります。そのため、アーモンドを食べることで肌にうれしい栄養をチャージすることができますよ。

ビタミンB2は水溶性ビタミンなので、ゆでると栄養が溶け出てしまいます。ローストアーモンドはそのまま食べたり、料理に使うときはゆでずに砕いて加えたりして効率よく栄養を取り入れましょう。(※1,8,17)

日常にアーモンドの栄養を。 “いいとこ取り” しよう

アーモンドにはさまざまな栄養素が含まれ、健康維持やダイエット、老化対策に役立ちます。 一日に摂る目安量は23粒までに。多いように感じられますが、粉砕して料理に加えたり、みそやしょうゆに混ぜたりとアレンジを加えれば、おいしく食べられます。

間食はもちろん料理にも活用して、食生活に取り入れてみましょう。
【参考文献】
(2023/02/14参照)
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