モチっとおいしい!古代米「黒米」の炊き方と嬉しい栄養・効能とは

おいしいだけでなく、健康効果が期待できることから注目を集める「黒米」。今回はおいしい炊き方と、世界三大美女のひとり楊貴妃も愛したと言われる栄養についてご紹介したいと思います。美肌に役立つ効能もあるようなので、ぜひ取り入れてみてはいかがですか?

真っ黒な古代米「黒米」とは

いま話題の「黒米(くろまい、くろごめ)」とは、稲の原種であり古代米の種類です。ご覧のように、黒い色をしたお米なのですが、これは果皮と種皮の部分に青紫の天然色素・アントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれているからです。

白米と混ぜて炊くと紫色になるため、昔からお祝い用のお米として重宝されてきました。そのあざやかな色合いから「紫米」「黒紫米」とも呼ばれています。

黒米のカロリーと栄養

黒米の、お茶碗一杯(180g)あたりのカロリーは、286kcal。栄養成分を見てみると、たんぱく質4.9g、脂質1.0g、炭水化物61.6g、食物繊維0.4g、鉄分0.6mgが含まれています。(※1)

黒米の歴史

黒米の起源は古く、中国・狭西省で2000年以上前までさかのぼります。漢の時代の張騫(ちょうけん)という人物がこのお米を発見し、それ以降、出世街道を歩んだことから「出世米」としても尊ばれているそうですよ。

かつての皇帝も縁起をかついで食しており、世界三大美女とうたわれる楊貴妃もその美容効果を期待して、黒米を敬愛していたんだとか。

現在でも中国の医学では滋養強壮作用があるとされ、「長寿米」として薬膳料理に使われています。また、日本に最初に伝来したお米は、黒米といわれているんですよ。

楊貴妃も愛した「黒米」の効果効能とは?

エイジングケアに役立つ成分

黒米に含まれるアントシアニンという色素は、その抗酸化作用から、老化(酸化)の原因となる活性酸素の動きを抑制する働きがあり(※2)、エイジングケア・サポートにうってつけ。肌だけでなく、身体中の細胞の老化(酸化)の対策になりますよ。

女性にうれしい美肌効果

黒米は、チロシナーゼやコラゲナーゼなどの酵素を抑える働きもあります。これらの酵素は肌にシミ・くすみの原因となるメラニンを生成し、美肌に必要なコラーゲン・ヒアルロン酸を破壊してしまう作用があります。(※3)

つまり黒米を食べると、その酵素の動きをおさえ、美肌につながるんですね。

体内の糖の吸収を抑える

糖質は、体内で糖質分解酵素によって分解・吸収されますが、黒米はその酵素の働きを抑制する作用があります。(※3)つまり、白米だけで食べるよりも、黒米を加えたほうが、糖質の吸収が緩やかになることにつながります。

黒米のおいしい炊き方

材料

・黒米……大さじ3杯
・白米……3合
・水……600cc

白米とお水は、1合に対して200ccが目安。黒米の量はそれに対して、大さじ1杯程度でOKです。お好みに合わせて、もう少し追加してもいいですね。

炊き方

1. お釜に黒米と水を入れます。
2. 黒米だけ半日ほど浸水させます。
3. 別のボウルで、白米を2〜3回ほど手早く洗います。
4. 黒米の入ったお釜に、白米を加えます。
5. そのまま30〜60分浸水させます。
6. スイッチを入れて炊飯し、完成です。

お釜で黒米を浸水することで、水に流れ出やすいアントシアニンもうまく取り込むことができるんですよ。お弁当のおかずが足りないときは、黒米入りのご飯にすれば、栄養や彩りがプラスされていいですね。

毎日のごはんに黒米をプラス!

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