【Q&A】黒米を毎日食べるとどうなる?

A:黒米を毎日食べることは健康に役立つでしょう。

黒米には、白米や玄米よりも約2倍の食物繊維が含まれています。食物繊維は、ほとんどの日本人に不足しており、積極的な摂取が望まれる栄養素です。食物繊維は、便秘対策だけでなく、血糖値上昇のを抑えたり、血液中のコレステロール濃度を低下させたりする作用があります。そのため、黒米の継続摂取は健康維持に役立ちますよ。(※3,4,5,16)

黒米の効果を活かす!おすすめレシピ3選

1. 野菜たっぷり♪ 黒米ミネストローネ

黒米を入れる、食感が豊かなミネストローネ。黒米に含まれるアントシアニンは水溶性です。スープにすれば、溶け出した栄養素も余すことなく摂取できますよ。野菜をたっぷり使うので食べ応えも十分あり、ダイエット中でも大満足できるレシピです。(※1)

2. 色合い鮮やか!黒米おはぎ

もち米に黒米を加えて作る、色鮮やかなおはぎです。黒米に含まれる食物繊維は、もち米の約11倍ととても豊富。糖質量は黒米のほうが低いため、もち米だけで作るよりヘルシーに仕上がります。黒米のプチプチ食感がアクセントとなりおいしいですよ。(※17,18)

3. 食べ応え抜群!黒米入りハンバーグ

黒米やごぼう、にんじんなどを入れる、食べ応え抜群のハンバーグです。黒米に含まれるアントシアニンは、血糖値の上昇を抑制したり、インスリンの感受性を高めたりします。また、ごぼうは不溶性食物繊維が豊富に含まれており、便通を整える作用が期待できますよ。(※1,13,14,19,20)

毎日のごはんに黒米をプラス!

古くから日本に伝わり、現在の米のルーツともいわれている黒米。

白米や玄米と比べて糖質量は低く、たんぱく質や食物繊維などは豊富に含まれています。また、黒米の色素成分であるアントシアニンは、抗酸化作用のほか、血糖値を下げるインスリンの作用を高めるはたらきがありますよ。

白米と一緒に炊くと鮮やかな紫色になるので、お弁当に入れるのもおすすめ。体にうれしい栄養素をたくさん含む黒米を、日々の食事にぜひ摂り入れてくださいね。
【参考文献】
(2024/03/15参照)
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