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定番野菜「きゅうり」だからこそマンネリしがち
きゅうりといえば、冷蔵庫の常備野菜としては定番中の定番。サラダ、漬物、酢のもの、和え物など、火を使わない料理の材料として真っ先に思い浮かぶ野菜の一つです。それゆえ、いつも同じ食べ方になってしまうという方も多いのでは?
今回は、生食はもちろん加熱をしてもおいしけれど、食べ方がマンネリになりやすい……そんな“きゅうり”の魅力に迫ります!
「きゅうり」の魅力
きゅうりって?
漢字では「胡瓜」と書きます。文字どおり、中国西域の「胡」から伝わった「瓜」です。
栽培の歴史は3000年前に遡り、日本で本格的に栽培されるようになったのは江戸時代からだといわれています。
熟すと黄色くなることから、かつては「黄瓜」と呼ばれていました。私たちが日ごろ手に取っている緑色のきゅうりは、熟す前の未熟果です。
きゅうりの旬と栄養
きゅうりの旬は7~10月。この時期に採れるものは「夏秋きゅうり」と呼ばれ、福島県、群馬県、岩手県などが出荷量の多い生産地です。
11~6月に採れるものは「冬春きゅうり」。宮崎県、群馬県、埼玉県などの地域がハウス栽培を行っているため、一年を通して変わらずに食べることができています。
きゅうりの約95%は水分で、ビタミンC・カリウム、βカロテンを多く含んでいます。
きゅうりをおいしく食べるコツ
きゅうりには、ビタミンCを酸化させるアスコルビナーゼという酵素が含まれています。酸はこの働きを抑えてくれるので、酢などの食品と一緒に摂るのがおすすめ。
また、アスコルビナーゼは熱にも弱いので、加熱や発酵などの調理をして食べると上手に栄養を摂取しやすくなるでしょう。
きゅうりの下ごしらえ ポイント①
ちょっとした下ごしらえや作業の有無で格段においしくなるのが料理の面白いところ。
枝つき(枝がついていた部分:上)と花つき(花が咲く部分:下)を落としたら、枝つきの落とした部分と断面をこすると、白いアクが出てきます。
その部分を一周ぐるっと取り除くと、きゅうりのアクとりが完了!
きゅうりの下ごしらえ ポイント②
えぐみをとる板ずり。
まな板にきゅうりをのせて塩をふり、手で転がすとえぐみがとれるほか、色がきれいになります。
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