そうめんとひやむぎの味の違いは?

そうめんと冷や麦では、甘さが違うという研究結果が出ているようです。結果によると麺が細いそうめんより、少し太めの冷や麦のほうが甘みと旨みが強いことがわかりました。使われる原材料は小麦粉と塩が中心ですが、麺の太さやゆで方で味に差が出てくるとは奥深いですね。

そうめんとひやむぎの栄養は?

先述したように、そうめんとひやむぎの、おもな原材料は小麦粉と塩です。小麦粉はおもに炭水化物からできており、私たちが生きていくうえで欠かすことのできない栄養素のひとつ。

ほかにもタンパク質や食物繊維も含まれています。気になるのはカロリーではないでしょうか。日本食品標準成分表2020年版(八訂)によると、乾麺のそうめんとひやむぎのカロリーは100gあたりで333kcalです(※)。

そうめんとひやむぎ、にゅうめんの違い

にゅうめんとは、温かく煮たそうめんのことです。奈良県が発祥の郷土料理と言われています。一般的にそうめんやひやむぎは、冷やしてめんつゆにつけて食べることが多いですが、にゅうめんは温かく煮て食べるという点が大きな違いです。

にゅうめんの作り方は、大きく分けて2種類。ゆでたそうめんに温かい出汁つゆをかける方法と温かい出汁つゆの中で煮る方法があります。しいたけや鶏肉、かまぼこ、エビなど、お好みの食材と合わせると、よりおいしく味わえますよ。家庭で作るときは、白だしやめんつゆを使うと、手軽に味に深みが出せるため便利です。

そうめんとひやむぎの特徴を知りおいしく調理して味わおう!

何気なく普段口にしているそうめんとひやむぎ。スーパーの棚にはいろいろな種類が並べてあり、見比べるだけでも楽しいですよ。選ぶところから楽しんで、そうめんとひやむぎの特徴をいかした調理方法で、おいしく味わってくださいね。
【参考文献】
(2021/05/31参照)
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