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爽やかな香り♪レモンバームとは
レモンバームは別名「メリッサ」、和名では「コウスイハッカ」や「セイヨウヤマハッカ」などと呼ばれる多年草のハーブです。レモンバームにレモンのような香りがあるのは、レモン、オレンジ、バーベナなどにも含まれるシトラールという成分があるからです。
名前にレモンが入るのもその香りによっています。別名のメリッサについては、レモンバームの白い花にミツバチがたくさん寄ってくることから、ギリシャ語でミツバチを意味する「melissa」と呼ばれていたのだそう。
レモンバームの歴史
別名「メリッサ」の由来について触れましたが、もともとギリシャなどの地中海地域では、はちみつを採取するためにレモンバームを栽培していました。古代ギリシャ時代を含め、およそ2000年にわたってこの目的で栽培されたほか、古代ローマ、ギリシャの人々は薬用として傷口に使用したりもしていたようです。
その後、ヨーロッパや中東地域の各地で薬草として用いられるようになり、現在ではヒーリング用のハーブとして、料理に使う材料として、精油として、などさまざまな用途で用いられています。
レモンバームの使い方
生のまま使う方法
レモンバームティーに
メジャーな使い方がハーブティーにして飲む方法。フレッシュなレモンバームをポットに入れて熱湯を注ぎ、数分抽出させて香りの出たハーブティーを楽しみましょう。お好みではちみつをプラスするのもいいですよ♪
デザートの飾り・風味づけに
生のレモンバームはミントと同じように、ケーキのホイップの上に添えて飾り付けに使ったり、甘いデザートの風味づけに使ったりすることができます。
はちみつ漬けに
レモンバームをはちみつに漬け、香りの出たはちみつを使います。紅茶に入れたり、ヨーグルトにプラスしたり、さわやかなレモンバームの香りのはちみつはいろいろな使い方ができます。
肉・魚料理の香りづけに
レモンバームはエスニック料理の香りづけハーブとしても使えます。肉でも魚でも、グリル焼きや炒め料理、あらゆる料理に合いますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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