ライター : nyaimoi13

そうめんとひやむぎの違いまとめ

種類原材料太さ喉越し製法100gあたりのカロリー歴史
そうめん小麦粉1.3mm未満強め機械製法・手作業333kcal奈良時代
ひやむぎ小麦粉1.3mm以上1.7mm未満歯応え強め機械製法・手作業333kcal室町時代

そうめんの特徴

Photo by leiamama

そうめんとは小麦粉が原材料の麺のひとつです。製法は、機械製法で作る乾麺類と、手作業で作る手延べ麺の2種類。JAS(日本農林規格)の規格では、そうめんの太さは直径1.3mm未満と定められています。

手作業で時間をかけて作る手延べ麺には、途中で表面が乾いてしまわないよう、油が含まれているものが多いです。そのため、乾麺のそうめんとは風味が少し変わります。(※1)

喉ごし

そうめんの太さは直径1.3mm以下とされています。うどんやひやむぎよりも細いそうめんは、つるりとした強い喉ごしが魅力です。細くやわらかい麺ならではの喉ごしのよさを味わうために、そうめんを食べているという方も多いのではないでしょうか。

そうめんの歴史

そうめんの元祖となる料理が日本で誕生したのは、奈良時代。鎌倉時代になるとそうめん作りがはじまり、現在のような形状や調理法になったといわれています。当時は宮中の行事食や宴会などで供されていて、庶民の口に入ることはなかったと考えられています。

江戸時代に、現在の兵庫県にあたる揖保郡神岡村の森村忠右衛門氏が阪神地域からそうめん製造の新技術を習得し、地域に広めました。その頃から播州地方はそうめんの名産地として知られるように。

しだいに全国各地に広まり、そうめんは庶民の口に入るようになったといわれています。

ひやむぎの特徴

ひやむぎとは、そうめんと同じく小麦粉が原材料の麺の一種です。JAS(日本農林規格)では、ひやむぎのさは直径1.3mm以上、1.7mm未満と定められています。そうめんより、ひやむぎのほうがが少し太いのが特徴です。(※1)

喉ごし

ひやむぎの太さは直径1.3mm以上、1.7mm未満です。そうめんよりもやや太いので、つるりとした喉ごしと共にしっかりとした弾力や食べごたえが感じられます。歯ごたえを重視したいという方には、ひやむぎがおすすめです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ