ライター : Uli

webライター

自家製オイルサーディンの作り方

Photo by uli04_29

まずは、オイルサーディンをオーブンで作る方法をご紹介します。フライパンでは油の温度の管理がむずかしく、目を離せませんが、オーブンを使うと手がかかりません。使用するスパイスやハーブはお好みのものを、適量用意しましょう。

材料(作りやすい分量)

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※イワシはマイワシでも、カタクチイワシでも作ることができます。

イワシの下処理

1.頭を切り落とす

イワシの頭を切り落とす様子

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イワシの腹を手前にし、頭を切り落とします。ウロコが残っている場合は、爪や包丁の背でしごくように取り除いておきましょう。

2.はらわたごと腹部分を切り落とす

イワシの腹部分を切り落とす様子

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はらわたが入っている腹部分を切り落とします。腹から肛門部分に向かって、やや斜めに切り落とすのがポイントです。

3.はらわたをきれいに洗う

水を張ったボウルでイワシの腹部分を開いて洗う様子

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イワシのはらわたを、水できれいに洗います。内臓が少しでも残っていると、仕上がりに苦味が出るのでしっかり洗いましょう。流水でも、ボウルに水を張って洗っても大丈夫です。

作り方

1.塩水に1~2時間浸ける

塩水に浸っているイワシ

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塩分濃度10%の塩水をつくり、イワシをしっかり浸します。イワシが浮いてくる場合は、ラップをイワシと塩水にピタッとつけましょう。冷蔵庫で1時間から2時間置きます。

2.キッチンペーパーで水気を拭きとる

イワシの腹部分を開いて水気を拭く様子

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塩水から出したイワシの水分を、キッチンペーパーでやさしく拭きとります。 ※塩水から出したら、水で洗わずに、そのまま水分を拭きとってください。

3.耐熱容器にイワシとオリーブオイル、にんにくなどを入れる

オイルに漬かったイワシとハーブ

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オーブン対応の耐熱容器に、イワシと、イワシがしっかり漬かるようにオリーブオイルを注ぎます。ハーブやスパイス、包丁の背でつぶしたにんにくもしっかり入れておきましょう。 ※使う容器は、なるべくイワシが重ならずぴったり入るものを選んでください。

4.100℃から120℃に予熱したオーブンで1時間から2時間加熱する

容器にアルミホイルをかぶせてオーブンに入れた様子

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容器にアルミホイルで蓋をし、100℃から120℃のオーブンで1時間から2時間加熱します。小さいイワシは100℃で1時間、大きいイワシは120℃で1時間半以上が目安です。加熱後はオイルごと冷まして完成。 ※お使いのオーブンのクセによって、温度や加熱時間は調整してください。

作るときのコツ

塩水に浸ける工程で味が決まる

オイルサーディンの味付けは、塩水に浸す工程で決まります。塩分濃度10%の食塩水に、1時間から2時間しっかり浸す方法が一般的です。イワシの大きさにもよりますが、1時間だとそのまま食べてちょうどいい塩気に、2時間だと料理のアクセントになる塩加減に仕上がります。 ※塩分濃度10%の食塩水は、30gの塩と270ccの水、40gの塩と360ccの水、50gの塩と450ccの水、のように分かりやすい量を使用するのがおすすめです。

使用する油によって仕上がりが違う

オリーブオイルを使うと、どっしりと重く、香りの濃い仕上がりになります。オリーブオイルの風味が苦手な方や、あっさりと仕上げたい場合は、サラダ油を使用するのがおすすめ。 オリーブオイルとサラダ油を1:1くらいの割合でブレンドして使用する方法もあります。オイルはあとから、料理に活用できるので豪快に使用しましょう。

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