お菓子に混ぜる

クッキーやドーナッツといった、お菓子作りにもひまわりの種は活躍します。ひまわりの種が持つ食物繊維や鉄、ビタミンEなどが追加されるため、栄養価の高いお菓子が作れます。

しかし、ひまわりの種の脂質は高いので、気になるときは焼き菓子に使ったり、豆腐やおからなどの脂質が少ない材料を主体にしたりするのもおすすめですよ。(※6)

ひまわりの種の栄養や食べ方についてのQ&A

Q. ひまわりの種は1日何粒まで食べていい?

A:間食の適量を考えると、133粒(33g)までにできると良いでしょう。およそ小鉢半分程度の量です。

一般的な間食の適量は一日200kcal程度とされています。それに当てはめると、ひまわりの種133粒分です。また、ダイエット中は一日の摂取エネルギーが消費エネルギーを超えないよう、食事も含めた間食のカロリー調整をすることも大切ですよ。(※6,23,24,25)

Q. ひまわりの種を食べるとやせる?太る?

A:適量であれば、コレステロール値の低下作用があるリノール酸、強い抗酸化作用があるビタミンEなどダイエットに役立つ栄養素がおぎなえますよ。

しかし、ひまわりの種は100gで603kcalと高カロリー。軽い食感で、ついつい食べ過ぎてしまいやすいため、摂取量には注意してくださいね。(※3,4,6)

Q. ひまわりの種を食べ過ぎるとどうなる?

A:リノール酸や、塩分の摂取過多につながるおそれがあります。

ひまわりの種のカロリーは10粒で15kcalと決して低くはありません。また、血中コレステロールの低下作用が期待できるリノール酸を摂り過ぎることで肥満のほか、アレルギーや善玉コレステロールの低下などにつながるかもしれません。

さらに味つきのひまわりの種の場合は塩分の摂り過ぎにつながるので、食べ過ぎには気をつけたいですね。(※6,24,26)

ひまわりの種の栄養を食事に取り入れてみよう

食用のひまわりの種は、リノール酸や食物繊維、マグネシウムといった栄養素が豊富です。またその作用はコレステロール値の低下、強い抗酸化作用、骨や歯の形成を助けるなどさまざまです。クセのない、ポリポリとした食感で、サラダからお菓子まで幅広く使えるのも良いですね。

しかしカロリーは高いため、適量を意識しながら、食事に取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
(2024/07/17参照)
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