ライター : ako0811

鶏ごぼうの炊き込みご飯の作り方

Photo by ako0811

調理時間 60
鶏とごぼうの炊き込みご飯は、おかずがなくてもしっかり満足できる甘辛い味付け。具材を先に炒め煮し、煮汁と一緒に炊き込むことでおどろくほどの旨味とコクが出ます。 冷めてもおいしいので、おにぎりにしてお出かけに、冷凍保存に最適ですよ。

材料(4人分)

Photo by ako0811

上手に作るコツ

コツ・ポイント

  1. 具材は小さめに切り、含め煮にする
  2. 水分 → 具材の順に釜に入れ、具材は表面にまんべんなく広げる
  3. 1カップ分をもち米にするのもおすすめ
ご飯となじみやすいように具材は小さめにそろえたほうがよいでしょう。フライパンで先に炒め煮することで具材にもしっかりと味がしみこみ、おいしく仕上がります。

水分→具材の順に釜に入れ、具材は表面にまんべんなく広げましょう。

本レシピでは普通米で作りますが、1カップ分をもち米にするのもおすすめです。モチモチ、つやつやのおこわ風ご飯が簡単にできますよ。

作り方

1.米を洗い浸水させる

炊飯器釜に入った米と水

Photo by ako0811

米は洗って30分以上浸水させてからザルにあけます。浸水させることで中まで水分が入り、炊き込む際に味がなじみやすくなります。べチャッとしたご飯にならないように、浸水後はしっかり水を切りましょう。

2.ごぼうの下ごしらえをする

ごぼうの皮を包丁でそぎ落としている

Photo by ako0811

ごぼうはタワシでこするか、包丁で表面をなでるようにして皮をそぎ落とします。
ごぼうをささがきにする

Photo by ako0811

繊維に沿って4~6本ほど切り込みを入れて鉛筆をけずるようにまわしながらカットします。少し小さめのサイズでささがきにすると、食べやすくなりますよ。
ボウルに入った酢水にごぼうをさらしている

Photo by ako0811

ごぼうはカットしたそばから変色します。色止め、アク抜きのため、ささがきにしたものから順に酢水に数分さらしましょう。 ※水にさらしすぎるとせっかくのごぼうの香りが抜けてしまいます。さらす時間は2~3分でじゅうぶんです。

3.ごぼうと鶏肉を炒める

バットに置かれたカットされた鶏肉

Photo by ako0811

鶏肉を2cm角ほどの大きさにカットします。鶏肉は小さめにカットするとご飯となじみがよくなります。皮部分も肉からはぎ取って同じようにカットしておきましょう。
フライパンで鶏皮を炒めている

Photo by ako0811

フライパンに油をひかず鶏皮を炒めます。じんわり皮から油が出てくるまで、火を通しましょう。これが炊き込みご飯のコクのもとになります。皮が苦手な方は小さめにカットしてしまえば、炊き込んだ際に分からなくなりますよ。
フライパンで鶏肉とごぼうを炒めている

Photo by ako0811

鶏皮に火が通ったら、鶏肉とごぼうを加えて中火で炒めます。

4.調味料を加えて煮つめる

フライパンで炒めた鶏肉とごぼうに調味料を加えて煮詰めている

Photo by ako0811

鶏肉の色が変わったら、調味料をすべて加えます。焦げないよう気をつけながら、煮汁が半分になるまで炒め煮しましょう。煮汁がだんだんとツヤっぽく、トロリとしてきます。

5.具材と煮汁に分ける

ザルに炒めた鶏ごぼうを入れている

Photo by ako0811

具材と煮汁をザルやボウルを使って分けます。煮汁だけを取り出すことで、炊飯釜に入れた際に加える水分量が分かりやすくなります。

6.炊飯釜に煮汁と具材を入れる

炊飯釜に米と煮汁を入れている

Photo by ako0811

炊飯釜に米と煮汁を加えます。煮汁を先に加えてから2カップの目盛まで水を入れましょう。
炊飯釜に入った鶏ごぼう炊き込みご飯の具材

Photo by ako0811

水分量が確定してから、取り出しておいた具材を上にのせ普通炊きします。 ※具材を先にのせてから水分量を調節しようとすると分かりにくくなります。炊き込みご飯を作るときのコツは「具材は最後」。混ぜ込まずにまんべんなく表面に並べて炊くことが鉄則です

7.炊きあがり

炊飯釜に入った鶏ごぼう炊き込みご飯

Photo by ako0811

炊きあがったら、底からすくうようにしてふんわりと混ぜ合わせれば完成です。甘辛い香りが部屋中に充満して食欲をそそります。器に盛り付け、ネギや三つ葉などを散らして召し上がれ。

絶品♪ 鶏ごぼう炊き込みご飯

お子さんから大人まで大人気の鶏ごぼう炊き込みご飯。簡単に作れて絶品、お弁当にぴったりとなれば、食卓への登場回数を増やしたいですよね。

使用する調味料は、どの家庭にも常備しているものばかり。甘め、辛めなど、具材に応じて好みの味付けを見つけましょう。

編集部のおすすめ