ライター : marmi_h

アルゼンチン料理の特徴

南アメリカ南部に位置するラテンの国、アルゼンチン。亜熱帯のジャングルやアンデス山脈、広大な大草原パンパやパタゴニア台地など、四方を大自然に囲まれる国です。スペインから入植した開拓者によって、牛を飼い、豊かな農地を切り開いたと言われています。

そんなアルゼンチンは、牛肉の消費量が世界一!脂身の少ない赤身の肉が主流で、シンプルな味付けで食べることがほとんどです。非常に食べ応えがあるため、肉を主食にしてしまうほど。特に「アサード」というバーベキュースタイルの炭焼きは、アルゼンチン定番の国民食でもあります。

ほかには、日本でも有名な「エンパナーダ」や「ニョッキ」などが日常的に食べられており、ヨーロッパからの影響を大きく受けた食文化が発展しています。この記事では、アルゼンチンの多種多様な肉料理、肉以外のアルゼンチン家庭料理、お菓子のレシピをご紹介しましょう。

がっつり肉系アルゼンチン料理6選

主食にもなりえるアルゼンチンの肉料理は、素朴でシンプルなものばかり。こちらでは、定番の「アサード」や、肉巻き料理「マタンブレ」、カツレツ「ミラネッサ」などの肉料理をご紹介します。

1. パーティにかかせない!アサード

アルゼンチンの肉料理と言えば、とにかく「アサード」と言われるほどの代表的な料理。スペイン語で「焼かれたもの」を意味しますが、その言葉の通り肉をシンプルに焼く、おもてなしやパーティの場にはかかせないメニューです。岩塩やチミチュリソースなどでいただきます。

オーブンや魚焼きグリルを使えば、自宅でも手軽に作ることができますよ。

2. 牛肉を包んだペイストリー。エンパナーダ

牛挽肉で作る肉あんと、玉ねぎ、ゆで卵、オリーブなどを一緒に包んだペイストリー。エンパナーダは具材は異なりますが、アルゼンチン、スペイン、アメリカなどいくつかの国に存在します。たっぷり使った牛挽肉がジューシーで、赤ワインに合うメニューです♪

3. 薄切り肉で巻くだけ!マタンブレ

マタンブレとは、アルゼンチン語で「牛腹肉」を指す言葉。日本ではなかなか手に入らない部位のお肉ですが、アルゼンチンではこの部位を開いて、具材をのせて巻き、仕上げます。牛ヒレ肉や、薄切り肉でも代用できるので、興味のある方はぜひ自宅で試してみてくださいね。

4. アルゼンチンのホットドッグ。チョリパン

極太のチョリソーをパンで挟み、仕上げにチミチュリソースをかける「チョリパン」は、アルゼンチンのソウルフード。ランチタイムに食べられることが多く、人気の店では行列ができるほどです!自宅で作る場合は、香辛料の効いたパンチのあるチョリソーを選ぶと、より本場の味に近づきますよ。

編集部のおすすめ