ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

マンゴーがおいしい季節!旬や選び方は?

旬の季節は?

マンゴーが全国でもっとも有名な宮崎県では、4月中旬から7月にかけて旬を迎えます。特に収穫のピークを迎える7月頃は全国においしいマンゴーが出回っていますよ。

次いで生産量の多い沖縄県の旬は、6月から8月にかけて。宮崎県よりもやや遅く、収穫シーズンも短めです。(※1)

おいしいマンゴーの選び方

日本でよく出回っているマンゴーは、「アップルマンゴー」と呼ばれる品種。その名の通り、りんごのように赤いのが特徴です。

アップルマンゴーを選ぶ際は、果皮全体がつややかで張りがあるものがおすすめ。表面に傷やしわがあるものは傷んでいるおそれがあるので避けましょう。(※2)

マンゴーの食べ頃の見分け方

食べ頃のマンゴーの状態

  1. 指先で果肉を押すとへこみ、やわらかさを感じる
  2. 表面にあるブルーム(白い粉)が消え、艶がある状態になる
  3. 皮がベタつき、光沢が出て甘い香りがする
食べ頃のマンゴーは、皮がしっとりとベタついていて、甘いフルーティーな香りが漂います。表面全体に付いているブルームは、熟すことで消えて艶が出てきますよ。指先で果肉を押してへこむと食べごろです。

マンゴーは、やわらかくデリケートなので、熟す前に強く指で押したり手荒く扱ったりしないように注意しましょう。

原産地ごとに違う!マンゴーの食べ頃はいつ?

【国産】アップルマンゴーの特徴と食べ頃

国産マンゴーの主流は「アーウィン種」。前述の「アップルマンゴー」の品種のひとつにアーウィン種があります。宮崎県のオリジナル「太陽のタマゴ」もアーウィン種。

アップルマンゴーという名の通り、果皮が赤く卵型で果肉が濃いオレンジ色なのが特徴です。全体が真っ赤に染まり、芳醇な香りが出てきたら食べごろです。(※2,3)

【国産】キーツマンゴーの特徴と食べ頃

主に沖縄県で栽培される「キーツ種(ケイト種)」マンゴー。ほかのマンゴーと比べるとかなり大きく、重さは500g〜2kgのものまでありますよ。完熟しても果皮が赤くならず緑色なのが特徴で、常温で2週間ほど追熟させて食べ頃になるまで待ちましょう。

キーツマンゴーは、熟すにつれ表面にあるブルームが消えて艶が出てきます。やわらかくなり、切り口のまわりにしわが寄ってきたら食べ頃ですよ。(※3)

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