しいたけの栄養成分と効能を管理栄養士が解説！効果的な食べ方も (3ページ目)

しいたけを天日干しし紫外線に当てると、エルゴステロールがビタミンDに変化します。しいたけを日光浴させるときは容器から出し、ひだがあるほうを上にして干しましょう。できるだけ直射日光が当たるように天日干しすることがポイントです。（※2,3,20）

しいたけにはビタミンB群や葉酸といった水溶性の栄養素を含みます。水溶性の栄養素は水に溶けだすほか、水洗いをすると風味が落ちるため、しいたけは水洗いせずに調理するのがおすすめですよ。

汚れが気になる場合は笠やひだのごみを落とし、固く絞ったふきんで表面を拭くようにしましょう。（※1,2,7,20）

しいたけに含まれるビタミンB群や葉酸といった水溶性の栄養素は、水に溶けだす性質をもっています。そのためしいたけを煮た煮汁には栄養素が溶け出ているので、煮汁も丸ごと食べられる汁物として食べると、無駄なく栄養素を摂取できますよ。（※1,2,7）

【Q＆A】しいたけは冷凍すると栄養が変化する？

A：しいたけを冷凍すると繊維が壊れ、栄養や旨味成分が外に出やすくなります。

しいたけは冷凍保存しても食感が大きく変わらないため、安いときにまとめて購入した場合や、傷む前に処理したいときには、使いやすいサイズにカットして冷凍するといいでしょう。（※2）

A：しいたけはカロリーが低く、ダイエット向きの食材といえるでしょう。

またしいたけには食物繊維が豊富に含まれます。食物繊維は腸内環境を整えるだけでなく、食後血糖値の上昇をゆるやかにしたり、脂質の排出を助けたりするはたらきがあり、ダイエット中に役立ちますよ。（※1,21）

きのこのカロリー一覧！管理栄養士がダイエット中におすすめの食べ方を解説

種類が豊富で、ヘルシーなイメージのきのこですが、カロリーがどのくらいなのか知っていますか？この記事では、きのこのカロリーを低い順にランキング形式でご紹介。また、きのこの栄養やダイエット中に食べるポイントも解説します。ヘルシーなおすすめレシピも参考にしてみてくださいね。

Photo by macaroni

調理時間15分

材料

しいたけ、油揚げ、水、だしの素、合わせみそ、小口ねぎ

栄養情報（1人あたり）

エネルギー

72kcal

たんぱく質

5.3g

脂質

4.4g

炭水化物

4.6g

糖質

2.7g

食塩相当量

しいたけのもつ水溶性の栄養素を逃さず食べられるお手軽レシピといえば、みそ汁です。身近な食材を使って簡単に調理できますよ。しいたけは軸まで無駄なく活用してくださいね。（※2）

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

ヘルス&ビューティーの人気ランキング