不老不死の果物「いちじく」の栄養とおすすめの食べ方・注意点

初夏から夏・秋にむけてスーパーなどで見かけるいちじく。実はいちじくには、身体に嬉しい栄養がたくさん入っているんです。今回はいちじくに含まれる栄養と効果的な食べ方、購入時に役立つ美味しい見分け方や食べる時の注意点などまとめてご紹介します。

いちじくってどんな果物?

いちじくは、原産地がアラビア南部と言われています。旧約聖書の中で、アダムとイブが体を隠したのがいちじくの葉であったという話からも、古来からあった果物であることがわかります。古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれており、トルコでは「聖なる果実」として重宝されています。日本へは中国経由で江戸時代に伝わりました。

通常私たちが食べている部分は果実ではなく、いちじくの花の部分に当たります。日本でも全国で栽培され、最近では白いちじくなど、いろいろな品種が見られるようになりました。主に実の部分を食べますが、いちじくの葉は薬用としても使え、煎じて飲めたりお風呂に入れたりできます。

いちじくの持つ栄養

ペクチン

いちじくには、水溶性の食物繊維である「ペクチン」が豊富に含まれています。血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロール値の上昇を抑制する働きがあります。

カリウム

カリウムは、細胞内外の水分量・浸透圧を調整する働きがあります。身体の中にある余分なナトリウム(塩分)や水分を排出する働きを持っているため、むくみ対策に役立ちます。

カルシウム・鉄分

いちじくは、カルシウムや鉄分などのミネラルをバランスよく含んでいます。骨や血の素になるミネラルが含まれているのは嬉しいですね。

いちじくを食べることで得られるメリット

アンチエイジング

いちじくには、メラニン色素を作ったり、老化の原因となったりする活性酸素を除去する働きのあるポリフェノールの一種「ザクロエラグ酸」や「アントシアニン」が含まれています。

女性特有の症状にも

いちじくには、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た成分が含まれているため、月経前や、生理痛など女性特有の不調時にもおすすめです。

ドライと生のいちじく、どう違うの?

ドライいちじく

女性を中心にドライフルーツが好きという人は多いと思います。ドライフルーツにすると、生で食べるよりも一部の栄養素が凝縮されるのですが、いちじくの場合、食物繊維が生の状態だと100gあたり1.9gに対し、ドライは10.7gと約10倍の差があります。便秘で悩む人には、おやつがわりにいちじくのドライフルーツを食べるのがおすすめですよ。

生のいちじく

一方、生のいちじくはドライいちじくに比べて、同重量あたりのカロリーや糖質が少なめです。カロリーや糖質を気にする方は、生の状態で摂取することをおすすめします。

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