ライター : aaaharp

紅茶が好き。ライターとして、食だけでなくあらゆる分野のメディアで執筆しています。あちこちにアンテナを張っているので、暮らしに役立つ情報やトレンドをどんどんお届けしていきます。

ドイツ料理を知ろう

ざっくり「ドイツ料理」というと、どんな料理を思い浮かべますか? 日本人にとっては、和食=日本の料理ですよね。その国を冠する料理はその一国のものと捉えがちです。でも、ドイツ料理は単にドイツ一国の料理を指しません。ドイツ周辺には国は違ってもドイツ語を話すドイツ語圏があり、スイスやオーストリアの料理もドイツ料理と捉えられることがあります。 また、フランスとの国境に位置するアルザス地方やルクセンブルクの料理もドイツ料理といえるものがあります。 料理の特徴としては、ドイツはもともと周辺のフランスとは異なり、食料となる植物が育ちにくい土地であったため、厳しい冬でも保存できるような加工が施された料理が多いです。

歴史

ドイツ料理というとじゃがいもが欠かせない食材ですが、これにはやはりドイツの食糧事情に関係がありました。 ドイツは特に第一次世界大戦ごろ深刻な食糧難に瀕しており、多くの餓死者を出すほどであったといわれています。それ以前から飢えをしのぐ食糧として活躍したのがじゃがいもでした。じゃがいもは南アメリカ原産の植物ですが、新大陸発見後ヨーロッパにもたらされました。 保存もきく食材であるじゃがいもは、食材に恵まれずやせた土地のドイツでは重宝するものだったのでしょう。 その他の野菜も酢漬けにするなどして長期保存できる工夫が施され、肉も加工肉であるソーセージなどが主流となったのはご存知の通りです。

ドイツといえばビールとソーセージ?食文化の特徴

さて、ドイツ料理といえばみなさんが思い浮かべるのは「ビール」「ソーセージ」ではないでしょうか。定番中の定番ですが、ところでこのふたつは本当に国民食なのでしょうか? 答えは実際にドイツを訪れてみるとわかりますが、それぞれが確かに国民食だといってよさそうです。ドイツではソーセージを「ブルスト(ヴルスト)」と呼びますが、使用する肉や味付け、サイズなども種類はさまざま。ソーセージだけで1000種類以上もあるといわれています。 またビールに関しても言わずもがな、種類はドイツ全土で数1000種類はくだらないとか。消費量こそお隣のチェコ共和国に劣るといわれますが、やはりビールの歴史は長く、国民が愛するお酒として親しまれています。 その他、主食としては黒パン(ライ麦を使用したパン)が有名ですね。小麦だけを使用するパンに比べて色が茶色から黒っぽい色をしており、硬いのが特徴です。これもまた保存しやすさを重視したパンで、ドイツらしい食べ物といえます。

ドイツの定番!肉・魚料理おすすめレシピ4選

1. スペアリブでアイスバイン

アイスバインはドイツを代表する肉料理のひとつですが、本家アイスバインは塩漬けした豚のすね肉を使用します。しかし日本のスーパーではそう手に入る食材でもないので、こちらのレシピではスペアリブで代用。塩漬けして煮込むだけなのでとても簡単です。手軽にドイツ気分を味わえますよ♪

2. ウィンナーシュニッツェル

シュニッツェルとは、ドイツやオーストリア、イスラエルなどで食べられるカツレツのことです。本来「ヴィーナー・シュニッツェル (Wiener Schnitzel)」という名の料理であり、これはウィーン風の子牛ヒレ肉を指しました。 実際には牛肉以外も使われることが多いので、子牛の肉にこだわる必要はありません。

3. フリカデレ

フリカデレとは、ドイツのハンバーグのような料理です。私たちがよく食べるハンバーグよりもスパイシーなのが特徴で、フリカデレはデミグラスソースではなく粒マスタードをつけて食べるのが定番。パプリカパウダーのスパイシーな香りがアクセントになり、いつものハンバーグとはひと味違った料理として楽しめますよ!
Photos:8枚
マスタードと一緒に食べるドイツのハンバーグ、フリカデレ
ドイツ版キャベツのお漬物ザワークラウト
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