ライター : 長曽我部 真未

管理栄養士

こんにゃくきんぴらの基本レシピ

Photo by lanne_mm

こんにゃくだけで作るきんぴらのレシピをご紹介します。

ごぼうやれんこんなどで作るきんぴらは下ごしらえが大変ですが、こんにゃくのみで作るきんぴらは簡単で楽チン。ささっと作れるのに、こんにゃくに甘辛い味がしっかり染みてごはんがすすむひと品です。

こんにゃくが余っているときや安く手に入ったときに、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(4人分)

Photo by lanne_mm

作り方

1.こんにゃくを切る

皿に入っている拍子切りのこんにゃく

Photo by lanne_mm

こんにゃくを4~5cmの長さで5mm角程度の拍子切りにします。

2.こんにゃくのあく抜きをする

鍋でこんにゃくをあく抜きしている様子

Photo by lanne_mm

鍋にお湯を沸かし、こんにゃくを入れます。再び沸騰して、2~3分ほどたったらザルにあげます。あく抜き不要のこんにゃくを使う場合は、この工程は省略してOKです。ただ、こんにゃくの臭みが気になる場合は、あく抜きをおこないましょう。

3.こんにゃくを炒める

こんにゃくをフライパンに入れた様子

Photo by lanne_mm

しっかりこんにゃくの水気を切ります。フライパンにごま油を熱し、こんにゃくを加えて炒めます。

4.調味料を加える

フライパンでこんにゃくを調味料と炒めている様子

Photo by lanne_mm

2~3分ほど炒めたら、砂糖、酒、しょうゆを加え、汁気がなくなるまで炒めます。

5.白いりごまを加えて仕上げる

フライパンの中のこんにゃくに白いりごまをふりかけた様子

Photo by lanne_mm

汁気が少なくなってきたら、白いりごまを加えてさっと炒め合わせたらできあがりです。

作るときのポイント

糸こんにゃくなら楽チン!

ぶよぶよとやわらかいこんにゃくを細切りにする作業は、意外と切りにくく時間がかかるもの。そんなときに便利なのが糸こんにゃくです。

糸こんにゃくのまとまりに、4〜5cm間隔でざくざくと包丁を入れて切ってください。そのままでは麺のように長くなってしまうので、食べやすい長さにして使いましょう。

味付けはめんつゆを使ってもOK

味付けはめんつゆを使うこともできます。しょうゆよりも少し甘味があるので、砂糖やみりんを減らして味付けしましょう。めんつゆには、かつおや昆布などのだしが入っているため、旨味のある味わいに仕上がります。

冷凍保存はNG

冷蔵庫で保存し、3〜5日ほどで食べきるようにしましょう。少し濃く味付けをすると長く保存することができます。清潔な箸で取り分けることも長持ちさせるポイントです。

残念ながら冷凍保存をすることはできません。こんにゃくは水分が多い食材なので、冷凍するとぼそぼそになり、プリッとした食感が失われてしまいます。

プロのワンポイントアドバイス

  1. こんにゃく特有の臭みやえぐみを除くためにあく抜きをする。 塩もみや下ゆですることで、こんにゃくの食感がよくなるうえ、具材の変色も防止でき、一石二鳥。
  2. あく抜き不要のこんにゃくは、あらかじめあく成分を取り除く処理をし、臭いやえぐみが抑えられているため、そのまま使用してOK!においが気になる場合は下ゆでするのがおすすめ。
  3. 味を染み込ませるコツは、水気をしっかり切ること。下ゆで後は、ザルに上げ、水に浸けずに、水気を切ってから使う。こんにゃくの表面が乾くまでしっかり炒めてから調味することも味しみこんにゃくに仕上げるポイント!

編集部のおすすめ