水気を拭き取りしっかり乾燥させる

青梅に水分が残っていると、カビ発生の原因となります。青梅を洗ったら水気を丁寧に拭き取ってから乾燥させてください。ヘタを外した凹んだ部分もきれいに拭き取りましょう。また、保存瓶を洗ったあとも、しっかり乾燥させてください。

ホワイトリカーや焼酎で消毒する

ホワイトリカーや焼酎を使って保存瓶を消毒することも大切です。消毒を怠るとカビが発生しやすくなるので、丁寧におこないましょう。煮沸消毒してからホワイトリカーや焼酎で消毒するのがおすすめ。

保存瓶が大きく煮沸消毒できない場合は、しっかり洗ってから熱湯消毒し自然乾燥させます。梅酒を漬ける前にホワイトリカーや焼酎で拭くと安心ですよ。

よくある質問

質問回答
1.梅酒作りに必要な道具は?保存瓶、竹串、大きめのボウル
2. 梅をつける容器の材質は?ガラス瓶がおすすめ
プラスチックや金属は酸に弱いので避ける
3. 梅酒に使う梅の選び方は?青梅を使うこと
完熟梅は傷みやすく保管中の管理もむずかしいため避ける
4. 完熟梅で作るときはどうする?作り方の違いはない
完熟梅はやわらかく傷みやすいため、やさしく洗い水気を取りしっかり乾かす
5. 砂糖の量の目安は?梅に対して半量で標準的な甘さ
砂糖を入れることで梅のエキス抽出を助けるため減らしすぎない
6. 酒は何を使えばよい?基本はクセや香りのないホワイトリカーを使う
アルコール度数35度以上の焼酎やブランデーなどでも作れる
焼酎はまろやかに、ブランデーは甘味がありコクのある味わいに仕上がる
7. いつ飲める?2〜3ヶ月経つと飲める
8. おすすめの割り方は?ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割
9. できた梅酒の保存方法は?1年後に青梅を引き上げると常温で長期保存可能
しっかり密閉し直射日光の当たらない、常温で涼しい冷暗所におく
10. 梅を取り出すタイミングは?1年後に青梅を引き上げる
11. 取り出した梅の活用方法は?そのまま食べられる
梅ジャムにしたり、和え物や煮込みに加えたりと幅広く使える

青梅が出回る季節なったら、梅酒を漬けてみよう

梅仕事のなかでも初心者におすすめなのが、梅酒作り。アルコール度数の高いホワイトリカーで漬ける梅酒は、カビが生えにくく失敗しにくいのがメリットです。

さわやかな風味の梅酒は、いろいろな飲み方が楽しめるうえ引き上げた青梅も食べられるのがうれしいですよね。使うお酒の種類や砂糖によっても味わいに変化が出るので、ぜひ自己流の梅酒作りにも挑戦してみてくださいね。

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