ライター : donguri

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「梅酢」とは?

梅酢は、梅を塩漬けにするときにできるエキスのこと。梅と塩だけでできる「白梅酢」と、白梅酢に赤しそを加えて作る「赤梅酢」の2種類があります。

水や炭酸と割ってドリンクにして飲まれる方が多いですが、塩が含まれているため、和食洋食を問わずさまざまな料理の調味料としても活用できるんですよ。

白梅酢とは

白梅酢は梅干しを漬けるときに出るエキスで、梅干し作りの副産物。“酢”と名前がついていますが、発酵はさせていないので一般的な醸造酢とは異なります。

やさしい塩味と芳醇な梅の香りが特徴的で、料理の調味料として、また漬物やドレッシングなどにも活用できる万能調味料です。

赤梅酢とは

赤梅酢は、白梅酢に赤紫蘇を加えて作られます。紫蘇の爽やかな香りと鮮やかな赤色が特徴で、市販品では赤梅酢を見かけることも多いのではないでしょうか。

風味や色味を生かして漬物にしたり、酢飯の寿司酢として活用したりするのもおすすめですよ。

梅酢に期待できる効果効能

効果効能

  1. 肝臓のはたらきをサポート
  2. インフルエンザウイルスの増殖を抑制
  3. 食中毒対策に役立つ
  4. 血糖値の上昇を抑え、ダイエットにも役立つ

肝臓のはたらきをサポート

梅には、リノール酸やクエン酸などの有機酸が多く含まれています。有機酸は肝臓の機能を助ける作用があり、二日酔い対策に役立ちますよ。

肝臓にはさまざまなはたらきがありますが、そのうちのひとつがアルコールの分解です。二日酔いの原因となるアセトアルデヒドはアルコールの分解によりできる成分ですが、主に肝臓で代謝されて酢酸に変わります。

アルコール分解に関わる肝臓をサポートする梅酢は、お酒を飲む日やその翌日に摂るのがおすすめです。(※1,2,3,4)

インフルエンザウイルスの増殖を抑制

梅酢を作ると、梅に含まれているポリフェノールの2割が梅酢に溶け込みます。この梅酢ポリフェノールには、抗ウイルス作用があるんです。 細胞実験により、梅酢ポリフェノールがインフルエンザウイルスの増殖を抑制することが明らかになっているそう。

これにより梅酢を用いた消毒・うがい薬など、安全性の高い薬品の開発が進められています。(※5)
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