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基本の白パンレシピ
今回ご紹介するのは6つの材料でできるシンプルで簡単な白パンレシピです。難しい作業もなく、成形も簡単なのでパン作り初心者さんにもおすすめです。
手順ごとのコツをおさえるだけで、ほんのり香るミルクと優しい甘みがたまらないふわふわ食感の白パンが焼き上がりますよ。
材料(6個分)
作り方
1.砂糖以外の粉類を混ぜる
Photo by uli04_29
強力粉、ドライイースト、塩がしっかり混ざるようにホイッパーなどでぐるぐる混ぜます。
2.牛乳に砂糖を加え温める
Photo by uli04_29
牛乳に砂糖を加え、600Wのレンジで20秒ほど温めて砂糖を溶かしておきます。温めすぎると牛乳が吹きこぼれるので注意してください。
3.粉類に温めた牛乳を加えて混ぜる
Photo by uli04_29
粉類に砂糖を溶かした牛乳を加え、生地がひとまとまりになるまで粉全体を混ぜます。
4.作業台に生地を出してこねる
Photo by uli04_29
生地がある程度まとまったら、作業用シートや清潔に除菌しておいた作業台に生地を移し、生地がなめらかになるまで根気よくこねていきます。
5.バターを加えてさらにこねる
Photo by uli04_29
生地の表面がなめらかになってきたら、バターを生地に練り込むようにして包み、さらにこねていきます。こね上がりのサインは生地を伸ばしたときに、薄い膜ができる状態です。
6.生地を一次発酵させる
Photo by uli04_29
生地を丸めて閉じ目を下にし、大きめのボウルに入れてラップをしてオーブンの発酵機能を使い、30℃で50分ほど一次発酵させます。
※オーブンレンジの発酵機能がない場合は、室内の温かい場所に生地が2倍程度の大きさに膨らむまで置いておきましょう。
7.ガス抜きをして丸める
Photo by uli04_29
生地がしっかり2倍に膨らんだら、フィンガーテストをして発酵具合を確かめ、発酵完了であれば生地を持ち上げるように優しくガス抜きをしてから6等分にして丸めます。
8.生地を休ませる
Photo by uli04_29
丸めた生地に濡れ布巾とラップをかぶせて、15分ほど室温で休ませましょう。
9.生地を成形する
Photo by uli04_29
休ませた生地を丸めなおして、パン表面に強力粉をまぶしたら太めの菜箸や麺棒、スケッパーの持ち手の部分などで真ん中に割れ目を入れます。
※ある程度、太さのある棒状のもののほうが成形しやすいのでおすすめ。菜箸など細めの棒を使う場合は、生地を分断してしまわないように気をつけましょう。
10.最終発酵させる
Photo by uli04_29
成形した生地をオーブンシートを敷いたオーブン皿にのせて、30℃で30~40分ほど最終発酵させます。40℃で発酵させる場合は25分ほどでOKです。
11.予熱した150℃のオーブンで焼き上げる
Photo by uli04_29
最終発酵が終わった生地をオーブンから取り出したら、150℃に余熱したオーブンで12~15分ほど焼き上げます。焼き上がったら白パンをひとつ割ってみて中までふわっと焼き上がっていればOK。生焼けの場合は、すぐにオーブンに戻して焼き時間を追加してください。
生地作りのコツ
生地のこね方
パン生地がある程度まとまって、作業台に出したら台に生地を押しつけて伸ばすようにするこね方がおすすめ。片手で生地の端を掴んだまま、もう片方の手で生地のもう一方を掴んで台になすりつけるように上に伸ばしていきましょう。
「伸ばしきったら、角度をかえてまた伸ばす」という作業を何度か繰り返すうちに、生地がなめらかになってくるのが分かるはずです。また、音が気にならない場合は作業台にときどき生地を叩きつけるようにしてこねていくと早くこね上がります。
こね完了のサイン
生地はしっかりこねることでもっちりとした食感のパンに焼き上がります。こね上がりのサインは、両手で小さくちぎった生地を上下にゆらしながら伸ばしたときに、薄い膜が見えるくらい伸びること。
伸ばしているときに生地がすぐにちぎれたり、膜のキメが粗い場合はこねが足りていません。もう少し根気よくこねてみましょう。
一次発酵のチェック方法
発酵が足りていないとパンが膨らまなかったり、目が詰まったふわふわ感のないパンになってしまうことも。
一次発酵で発酵が十分かどうか判断するのは、「発酵後の生地が、発酵前の生地の2倍ほどの大きさに膨らんでいるかどうか」「生地の真ん中に小麦粉をはたいた中指を刺してみて、開いた穴がすぐに戻らないかどうか(フィンガーテスト)」この2点を基準にしてみてください。
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