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「クレームダンジュ」ってどんなスイーツ?
クレームダンジュは、フランス・アンジュ地方で生まれた郷土菓子。フレッシュチーズで作る、白くて丸いふわふわしたチーズケーキです。一般的に、ベリー系のジャムやソースを添えて食べられます。
フランス語でクレームダンジュは、「crémet d'Anjou」と表記。「Anjou」は発祥であるアンジュ地方を指し、アンジュ地方で生まれたクリームのデザートという意味があります。またやさしい口どけのため、天使を意味する「ange」にかけて、天使のクリーム(チーズケーキ)と呼ばれることも。
フランス語でクレームダンジュは、「crémet d'Anjou」と表記。「Anjou」は発祥であるアンジュ地方を指し、アンジュ地方で生まれたクリームのデザートという意味があります。またやさしい口どけのため、天使を意味する「ange」にかけて、天使のクリーム(チーズケーキ)と呼ばれることも。
クレームダンジュの味わい
クレームダンジュは、フレッシュチーズに生クリームやメレンゲを混ぜ、ガーゼで包んで水分を抜いて作られます。ふわふわとやわらかく、独特の軽い口どけが特徴。熟成させないチーズを使うため、チーズ独特のクセがなく塩味は弱めで、さっぱりとした味わいです。フレッシュチーズと生クリームの乳味を楽しみましょう。
本場フランス流。クレームダンジュの作り方
本場フランスでは、「フロマージュブラン」というフレッシュチーズを使って作られます。フロマージュブランはクリーム状のなめらかなチーズで、ヨーグルトよりも酸味はなくチーズ独特のクセがありません。原料に生クリームを使わないため、あっさりして軽い味わいです。
フロマージュブランに生クリームやメレンゲを混ぜてガーゼで包み、ゼラチンは使わず水分を切ってムースのように仕上げます。
真っ白でシンプルな味わいのため、ベリー系のジャム、ソース、フルーツをトッピングしてアレンジ。フルーツの酸味が、フロマージュブランのとろけるようななめらかさを引き立てます。
日本で一般的なクレームダンジュの作り方
日本ではフロマージュブランが手に入りにくいため、代用食材を使ってクレームアンジュを作るのが人気です。一般的に、クリームチーズやヨーグルトなどの乳製品が使われます。
いずれもフロマージュブランよりも酸味が強めで、クリームチーズを使うと質感は重めの仕上がりに。ここではフロマージュブランがなくても作れる、クレームダンジュのレシピをご紹介します。
いずれもフロマージュブランよりも酸味が強めで、クリームチーズを使うと質感は重めの仕上がりに。ここではフロマージュブランがなくても作れる、クレームダンジュのレシピをご紹介します。
水切りヨーグルトとクリームチーズで作るクレームダンジュ
ヨーグルト、クリームチーズ、生クリームで作るクレームダンジュです。ヨーグルトはレンジで加熱し、コーヒーフィルターで水切りして使用。キッチンペーパーやガーゼでも作れます。ダマにならないよう、クリームチーズに少しずつ加えて混ぜ合わせましょう。
ヨーグルトのさわやかな酸味とクリームチーズの風味がマッチし、クリーミーな舌触り。メレンゲは入らないのでややリッチな味わいになり、リピートしたくなるおいしさです。
ヨーグルトのさわやかな酸味とクリームチーズの風味がマッチし、クリーミーな舌触り。メレンゲは入らないのでややリッチな味わいになり、リピートしたくなるおいしさです。
カッテージチーズで作るクレームダンジュ
カッテージチーズを使う、あっさりした味わいのクレームダンジュ。カッテージチーズはフロマージュブランに似て風味にクセがなく、さわやかな酸味がある軽い味わいです。こちらはブルーベリージャムを手作りし、添えるだけでなく中にもイン。
ふわふわでさっぱりしたクレームダンジュに、濃厚なブルーベリージャムの旨味がガツンと効いて、メリハリのある味わいです。しっかりと水切りするほど、クレームダンジュの味が濃縮しますよ。
ふわふわでさっぱりしたクレームダンジュに、濃厚なブルーベリージャムの旨味がガツンと効いて、メリハリのある味わいです。しっかりと水切りするほど、クレームダンジュの味が濃縮しますよ。
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