粕漬け

「粕漬け」とは、お酒を搾ったあとにできる酒粕やみりん粕に野菜などを漬け込んだもの。ほどよい甘みや塩気が楽しめる漬け方です。ふわっと優しい大人の味わいが楽しめるのが魅力の漬物です。

酢漬け

「酢漬け」はその名前の通り、野菜などを酢に漬け込んだもの。漬ける酢には、塩や砂糖、醤油などの調味料や唐辛子などの香辛料を加えることも。材料を塩蔵したものが自然に乳酸発酵したものが原形といわれていて、のちに酢を用いて漬けるようになったのだとか。

麹漬け

白米麹を原料にしてつくられる「麹漬け」。床には塩や砂糖が混ぜられます。白菜やナス、かぶ、大根などの野菜を、いったん塩漬けにしてから漬けます。大根のべったら漬けがその代表格。薄塩で甘味が強いので、保存食にはあまり向いていません。

味噌漬け

「味噌漬け」は、野菜などを味噌に漬け込んだもの。塩分が効いているので、貯蔵にも向いている漬け方です。ぬかみそを使うのと異なるのは、味噌そのものが食用として用いられているところ。そのため、味噌の香りや味などが風味がしっかり移ります。

辛子漬け

「辛子漬け」は、野菜などを塩漬けにしたのち、辛子やお酒、麹などを混ぜたなかに漬け込んだもの。使用する食材としては、ナス、とくに秋ナスが最上といわれています。そのほかには、きゅうりや大根、カブなどにも用いられる漬け方です。

醤油漬け

醤油に調味料や香辛料をくわえて、野菜などを漬け込む漬物「醤油漬け」。塩漬け、または乾燥させた野菜などをさらに漬け込んで作る漬物です。福神漬けや松前漬けなどが代表的な「醤油漬け」となっています。

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