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「マゴチ」とはどんな魚?
マゴチの分布区域は、青森県~九州南岸の太平洋沿岸や若狭湾~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸。浅瀬から水深30m以内の砂泥地に生息しています。旬は7~8月の夏。べたっとした平たい体型で、頭部と口が大きいのが特徴。大きさは平均約50cm。餌は、小魚や甲殻類、小型のタコやイカです。
味わいと食感
マゴチは白身魚。刺身にすると淡泊でほんのり甘く、シコシコとした食感で歯ごたえがあります。「テッサナミ」とも呼ばれ、薄造りにするとフグに匹敵するくらい絶品!両頬の身は珍味として重宝され、塩焼きや鍋がおすすめです。
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刺身や煮付けに!マゴチの捌き方
ウロコを取る前に、ちょっと待って!背びれや腹びれ、エラの部分のトゲはとがっていて危険!キッチンばさみでカットしておきましょう。顔は、腹ビレの脇から切り落とし、お尻の穴から顔に向けてキッチンばさみで開きます。
内臓をすべて取り除き、流水で洗い流したら、キッチンペーパーで水分を拭き取ってくださいね。お尻から半分にカット。中骨と身を切り、腹骨をピンセットで取り除きます。お尻から下も同じように中骨を切って3枚おろしにします。
寄生虫には要注意!
寄生虫のひとつ「アニサキス」 。マゴチにも付いている場合があるので、注意してくださいね。アニサキスは、胃や腸の壁を食い破り、激しい腹痛や下痢、吐き気、嘔吐などを引き起こします。目で確認できるので、見つけたらしっかり洗い落としましょう。
寄生虫に注意すべき魚はほかにも。たとえばこちら▼
アレンジさまざま!おすすめのマゴチ料理7選
1. お酒のおつまみに。マゴチの炙り刺し
マゴチは切り方によって、味が変わる魚。炙り刺しの作り方をご紹介します。柵にしたマゴチを7%の海水にしばらくつけて皮を炙ります。刺身よりも旨みが強くなり、甘くて香ばしくなります。醤油を少しつけて食べるとおいしいですよ♪
2. 夕飯のおかずにおすすめ!マゴチの煮付け
醤油、酒、砂糖、調味料は3つ。皮の部分は包丁で切り目を入れ、落とし蓋をしたら焦げ付かないように弱火で煮ます。しょうがを入れると、魚の臭みを取ってくれますよ♪ 白髪ねぎをトッピングしてもいいですね。夕飯のおかずにいかがでしょう。
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