ライター : cucunyaroti
「素材のよさを生かす」をモットーに野菜作りと育児に奮闘中の主婦です。こどもに毎日「おいしい!おかわり!」と言ってもらえる料理を作れるよう心がけています。
タイカレーって一体どんなカレー?
タイカレーとは、東南アジアのタイで食べられているスパイシーなスープカレーです。タイ語では「ゲーン」と呼ばれています。「タイカレー」という総称は、日本人が付けた名前ということなんです。
タイカレーの特徴は、マイルドな辛みがくせになるような味付け。唐辛子・パクチー・カルダモン・シナモン・ターメリックなどのスパイスを組み合わせ、ココナッツミルクでまろやかに仕上げて作ります。日本のカレーのようにドロドロとしたとろみはなく、サラサラとしているのが人気のポイントです。
タイカレーの種類は主に3つある!
グリーンカレー
タイカレーと言うと、グリーンカレーを思いつく人が多いのではないでしょうか。グリーンカレーは名前の通り、緑色をしているのが特徴です。緑色の正体は、タイで作られている青唐辛子。ピリピリとした辛みがありますが、ココナッツミルクがその辛みをマイルドに和らげています。
鶏肉や茄子と相性がいいので、肉の旨みと野菜の甘みも同時に楽しめるひと品です。仕上げに、ほうれん草や小松菜のペーストを入れると、鮮やかな緑色が映え、美しく盛り付けできますよ♪
レッドカレー
レッドカレーとは名前の通り、赤色をしたタイカレーです。赤色の正体は、熟した赤唐辛子。十分に熟してから収穫した唐辛子を、乾燥させてから使います。赤唐辛子というと、激辛カレーを思い浮かべてしまいがちですが、タイの赤唐辛子は、辛みの中にもマイルドな甘味があるのが特徴なんですよ。
さらに、バジルやこぶみかんの葉などのスパイス、牛肉やたけのこ、ココナッツミルクを合わせて完成します。本格的なレッドカレーを味わいたい方は、タイ産の赤唐辛子を見つけてみるのも楽しいですよ♪
イエローカレー
イエローカレーとは、黄色の色をしたタイカレーです。黄色の正体は、黄色い粉末のターメリック。日本のスーパーでも、スパイスコーナーに必ずと言っていいほど陳列されています。一度は目にしたこと・手にしたことがある方が多いはずでしょう。
イエローカレーは、まろやかで風味豊かなターメリック・爽やかな香りのカルダモン・甘みのあるクローブなどのスパイスを合わせて作ります。口当たりがすっきりとしているので、とても食べやすくタイカレー初心者さんにおすすめです!鶏肉やじゃがいもと合わせて作ることが多いので、日本のカレーに少し似ていますよ。
タイカレーをお家で楽しむ2つの方法
市販のペーストを使って本格的に!
本格的はタイカレーをイチから作ってみたいと思いますが、実はとても大変なんです。まず、数種類のスパイスやハーブを集めるのは、とても時間がかかります。さらに、すり鉢で細かく粉砕し、フライパンで焦がさないようにじっくりと炒る作業が必要です。
お家でタイカレーを楽しむなら、やはり市販のペーストを使うのが断然おすすめ!タイカレーのペーストは、スパイスやハーブ・ナンプラーや油などがすでに調合されています。袋から出して、鍋で炒めるだけなので簡単に作ることができるんですよ。今回は基本的な作り方をご紹介します♪
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