ライター : kii

調理師 / 製菓衛生師 / 食育インストラクター / フードコーディネーター

調理師直伝!小松菜のおひたしの作り方

Photo by 調理師/kii

ゆでた小松菜を、浸し地に漬け込む、基本のおひたしです。シャキッとした歯触りと、やさしい出汁の味わいを楽しめます。シンプルなひと品は、幅広い和食の献立に合わせられますよ。

材料(4人分)

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作り方

1.浸し地を作る。

銀色の小鍋に調味料を入れて、煮立たせている様子

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出汁、醤油、みりんを鍋に入れます。中火にかけ沸騰したら火を止めて、そのまま冷ましておきましょう。

2.小松菜に切り込みを入れ、水につける。

透明なボウルに入った水に、小松菜を浸している様子

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小松菜をきれいに洗い、根元に5mmほどの切り込みを十字に入れます。ボウルに水を張り、小松菜の茎を15分ほどつけておきましょう。 ※切り込みを入れて水につけることで、小松菜がよりみずみずしくなりますよ。

3.小松菜をゆでる。

手で持った小松菜を、お湯に入れている様子

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お湯をたっぷりと沸かし、塩を加えます。小松菜を手で立てるように持って、根元の茎からお湯に入れましょう。 ※塩を加えたお湯で小松菜をゆでることで、変色を防いで鮮やかな緑色に仕上がります。 ※塩の量はお湯の0.5%ほどが目安。だいたい1Lで小さじ1杯分です。
銀色の鍋で、小松菜をゆでている様子

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10秒経ったら、葉もお湯に入れます。菜箸で小松菜全体を沈めて、1分ほどゆでましょう。 ※シンプルな調理方法のおひたしは、野菜の食感がおいしさの大切なポイント!シャキシャキした歯触りを残すために、ゆで過ぎないよう気をつけましょう。

4.冷水に入れて色止めする。

水を張った透明なボウル、小松菜を冷やしている様子

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ゆでた小松菜を冷水が入ったボウルに移し、色止めします。

5.水気をしっかりしぼる。

小松菜の水気を、手でしぼっている様子

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小松菜が冷えたら、しっかりと水気をしぼります。水気が残っていると、浸し地の味が薄くなってしまうので注意してください。また、強い力でしぼると潰れてしまうので、力加減にも気をつけてくださいね。

6.均等の長さに切り分ける。

切り分けた小松菜がのった木のまな板

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水気をしぼった小松菜を食べやすいように、3〜5cmの長さに切り分けます。

7.浸し地につける。

透明な長方形の保存容器に入れて、小松菜を浸し地に漬けている様子

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切った小松菜を保存容器にきれいに並べ、冷やしておいた浸し地を加えます。15分ほど漬けて、しっかりと味を染み込ませましょう。茎と葉は分けて並べておくことで、盛り付ける際に茎と葉をバランスよく盛り付けることができますよ。

8.盛り付け。

小松菜のおひたし、ごはん、味噌汁、鮭の塩焼き、きんぴらごぼうが並べられている様子

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器に小松菜を盛り、浸し地を加えます。仕上げにかつお節をのせて完成です。

小松菜のおひたしを作るコツ

ゆですぎに注意

小松菜をおひたしは、水っぽくなりやすいのがむずかしいところ。ベチャっとしてしまうのは、葉のゆで過ぎが原因です。

小松菜をゆでるときは、火が通りにくい根元の固い部分から入れましょう。根本を先に少し加熱してから、茎→葉先と順番に入れてゆでてください。

しっかりと水気をしぼる

水気が残った小松菜まま漬け込むと、浸し地の味が薄くなってしまいます。小松菜をしぼるときは、根本から葉先の方に向かって、順々にギュッとしぼっていきましょう。

小松菜のおひたしの人気レシピ7選

1. レンジでシャキッと♪ 小松菜のおひたし

Photo by macaroni

とにかく簡単におひたしを作りたいときは、こちらがぴったり!小松菜ひとつ&レンジで調理できるレシピです。味付けしてすぐに食べられますが、時間があれば30分ほどおきましょう。味がなじみ、よりおいしくなりますよ。

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