ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

簡単!ざくろの食べ方

鮮やかな赤色が美しいざくろ。丸い果実のなかには赤い粒がたくさん詰まっており、ざくろはこの粒を食べます。主な産地はアメリカ、イラン、チリなど。少量ですが、国内でも和歌山県や山梨県産などで生産されています。

皮の剥き方

まずざくろの尖っている部分を切り落とします。次に白い房の筋にそって皮の部分に軽くナイフで切れ目を入れましょう。手で白い房ごとパカっと割るように分解すると、実の部分が現れます。

上手に割ることができないときは切り込みが浅いので、実に届かないようにナイフを深く入れてみてください。

食べ方

ざくろの実はそのまま食べることができ、潰してジュースにして飲むこともできます。サラダやカルパッチョの上に彩りよく実をのせたり、ヨーグルトの中に入れたりして食べるのもおすすめ。甘酸っぱさがアクセントになって味の幅が広がりますよ。

ジュースにするときは、そのままだと酸味が強いかもしれません。甘くしたいときは、はちみつやメープルシロップ、ほかの果汁と割って、調整してみてくださいね。

食べるときのコツ

水を入れたボウルにつけて実を割ってほぐすと、辺りを真っ赤な果汁で汚さずに済みますよ。実がボウルの下に沈むので、取りやすくなります。

ざくろの種は食べられるの?

ざくろの実の中には小さな種がありますが、そのまま食べられます。ただ、硬さがあるので食べにくいと感じるかもしれません。

「種も含めて一緒に食べたい!」という方は、種ごとミキサーにかけて果肉と一緒に潰し、スムージーにして飲むとよいですよ。

ざくろの保存方法

保存方法

ざくろは、熟すまでは常温で保存し、熟してから冷蔵庫に入れます。実の部分だけを保存する場合は、冷蔵保存ではあまり日持ちしないため冷凍がおすすめです。密閉できるフリーザーバッグに入れ、平らになるようにして密封します。冷凍もでき、使うときは常温に戻したら食べることができますよ。

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