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渋柿と甘柿の違い
柿は身近な果物でありながら、実は知らないこともたくさん!そのひとつが、渋柿と甘柿の違いではないでしょうか?
柿は渋柿と甘柿に大別され、違いは実の熟し方にあります。柿はもともと渋味のある渋柿でしたが、渋柿から突然変異でうまれたのが甘柿です。
渋味の正体は、水溶性のタンニン。口の中で溶けるため、渋味を感じます。甘柿も幼果のころは渋味がありますが、実が色づき熟してくると、タンニンの性質が水溶性から不溶性へと変化。そのため、口の中で渋味を感じなくなるのです。
渋柿も、渋抜きや干し柿にすることで渋味が抜け、甘くなりますよ。(※1)
柿は渋柿と甘柿に大別され、違いは実の熟し方にあります。柿はもともと渋味のある渋柿でしたが、渋柿から突然変異でうまれたのが甘柿です。
渋味の正体は、水溶性のタンニン。口の中で溶けるため、渋味を感じます。甘柿も幼果のころは渋味がありますが、実が色づき熟してくると、タンニンの性質が水溶性から不溶性へと変化。そのため、口の中で渋味を感じなくなるのです。
渋柿も、渋抜きや干し柿にすることで渋味が抜け、甘くなりますよ。(※1)
渋柿と甘柿の種類
渋柿と甘柿は、熟し方の違いにより次の4種類に分けられます。それぞれに該当する、代表的な柿の品種も参考にしてくださいね。
【渋柿】
・完全渋柿……種ができても渋い。渋抜きで甘くなる(品種:西条、愛宕)
・不完全渋柿 ……熟すと種のまわりの渋味が抜けるもの。渋抜きで甘くなる(品種:刀根早生、平核無)
【甘柿】
・完全甘柿 ……種が入らなくても渋みが抜けるもの(品種:富有、次郎)
・不完全甘柿 ……種が多く入ると渋味が抜けるもの。渋抜きをして出荷される(品種:西村早生、禅寺丸)
【渋柿】
・完全渋柿……種ができても渋い。渋抜きで甘くなる(品種:西条、愛宕)
・不完全渋柿 ……熟すと種のまわりの渋味が抜けるもの。渋抜きで甘くなる(品種:刀根早生、平核無)
【甘柿】
・完全甘柿 ……種が入らなくても渋みが抜けるもの(品種:富有、次郎)
・不完全甘柿 ……種が多く入ると渋味が抜けるもの。渋抜きをして出荷される(品種:西村早生、禅寺丸)
甘柿と渋柿の見分け方
甘柿なのか渋柿なのか、どうやって判断すればよいのでしょう。形で見分ける方法と中身で見分ける方法をご紹介します。
形で見分ける
バッと見て、甘柿はずっしりとして重みがあり、形が四角く左右対称のものが多く、一方、渋柿は先が尖ってずんぐりと丸みがあるものが多いのが特徴です。
品種によって差があり、見た目だけで判断するのはむずかしいですが、形に着目することで、渋柿に当たってしまう可能性を低くすることができますよ。
品種によって差があり、見た目だけで判断するのはむずかしいですが、形に着目することで、渋柿に当たってしまう可能性を低くすることができますよ。
中身で見分ける
柿を切ったときに、切り口で見分ける方法があります。果肉に黒い斑点があるものは苦味のない甘柿。斑点のないものは渋柿です。
この斑点は、不溶性タンニンの固まり。苦味が溶け出さず、固形になったものです。そのため、斑点のあるものは口に入れても苦味を感じず、おいしく食べられますよ。
この斑点は、不溶性タンニンの固まり。苦味が溶け出さず、固形になったものです。そのため、斑点のあるものは口に入れても苦味を感じず、おいしく食べられますよ。
渋抜きの3つの方法
渋柿はそのまま食べると、口の中から苦味が抜けずに残ってしまいます。また、苦味成分のタンニンの影響で、お通じが悪くなってしまうことも。渋抜きをするか、干し柿をはじめ加工してから食べましょう。(※2)
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