渋柿と甘柿の種類

渋柿と甘柿は、熟し方の違いにより次の4種類に分けられます。それぞれに該当する、代表的な柿の品種も参考にしてくださいね。


【渋柿】

・完全渋柿……種ができても渋い。渋抜きで甘くなる(品種:西条、愛宕)

・不完全渋柿 ……熟すと種のまわりの渋味が抜けるもの。渋抜きで甘くなる(品種:刀根早生、平核無)

【甘柿】

・完全甘柿
……種が入らなくても渋みが抜けるもの(品種:富有、次郎)

・不完全甘柿
……種が多く入ると渋味が抜けるもの。渋抜きをして出荷される(品種:西村早生、禅寺丸)

渋柿と甘柿の違い・見分け方

甘柿なのか渋柿なのか、どうやって判断すればよいのでしょう。形で見分ける方法と中身で見分ける方法をご紹介します。

形で見分ける

Photo by Raico

バッと見て、甘柿はずっしりとして重みがあり、形が四角く左右対称のものが多く、一方、渋柿は先が尖ってずんぐりと丸みがあるものが多いのが特徴です。

品種によって差があり、見た目だけで判断するのはむずかしいですが、形に着目することで、渋柿に当たってしまう可能性を低くすることができますよ。

中身で見分ける

柿を切ったときに、切り口で見分ける方法があります。果肉に黒い斑点があるものは苦味のない甘柿。斑点のないものは渋柿です。

この斑点は、不溶性タンニンの固まり。苦味が溶け出さず、固形になったものです。そのため、斑点のあるものは口に入れても苦味を感じず、おいしく食べられますよ。

柿を味わい尽くそう!

日本の国果である柿。それだけ、柿は日本で愛され親しまれている果物と言えるでしょう。甘柿はそのまま食べてもおいしく、渋柿も、渋抜きや干し柿などさまざまな方法でおいしく味わうことができます。これこそ、日本人の知恵ですね。

柿は果物として食べるだけではなく、料理の素材としても大活躍。柿の甘味や食感を生かせば、前菜、メイン、デザートといった柿のフルコース料理も作れますよ。ご紹介したレシピも、ぜひ参考にしてくださいね♪
【参考文献】
(2026/10/02参照)
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