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金時草とは?下ごしらえの方法は?
「金時草(きんじそう)」とは、石川県金沢市の伝統野菜である、加賀野菜のなかのひとつです。ほかの地域でも栽培されていて、愛知県では式部草、沖縄県ではハンダマと呼ばれます。熊本県の水前寺地区が発祥とされ、そこからついた標準和名が「水前寺菜」。
葉の表が濃い緑色、裏は赤紫色の珍しい葉物野菜です。硬い茎は使わず、葉と茎をつなぐやわらかい葉柄と葉を食べるのが一般的。さっとゆでて下ごしらえすると、葉の紫は緑色に変わり、ゆで汁が紫色に染まります。ゆでた金時草を刻むと、ぬめりが出るのが特徴。
この記事では、おひたし、和物、サラダ、汁物、鍋、酢の物のジャンルに分けて、金時草のおすすめレシピを紹介します。
葉の表が濃い緑色、裏は赤紫色の珍しい葉物野菜です。硬い茎は使わず、葉と茎をつなぐやわらかい葉柄と葉を食べるのが一般的。さっとゆでて下ごしらえすると、葉の紫は緑色に変わり、ゆで汁が紫色に染まります。ゆでた金時草を刻むと、ぬめりが出るのが特徴。
この記事では、おひたし、和物、サラダ、汁物、鍋、酢の物のジャンルに分けて、金時草のおすすめレシピを紹介します。
【おひたし・和え物】金時草のレシピ3選
1. 簡単に作れる定番のひと品。金時草のごま和え
和食の副菜といえば、おひたしやごま和えが定番中の定番。レシピでは金時草をごま和えにします。オクラと金時草をさっとゆでて水にさらし、水気をよく切って、白すりごまいりの調味料で和えるだけ。簡単に作れるので、もうひと品ほしいときに重宝すること間違いなしです。
2. かつおぶしが決め手。金時草のおかか酢じょうゆ
金時草のみを具材にするおひたしの作りです。熱湯でさっとゆでて冷水にさらし、水気をよく絞って酢じょうゆで調味するだけの簡単なレシピ。ゆでると鮮やかな紫色はなくなりますが、せりや春菊のような、香味野菜を思わせる風味と味わいを楽しめます。
3. 子どもでも食べやすい。金時草と大根のマヨ和え
金時草にはほのかな苦味があって、これが魅力で持ち味でもあります。それが苦手という人は、マヨネーズで和えてみましょう。マイルドな酸味と油のコクで苦味がやわらぐはず。大根のシャキシャキ食感とごまの香ばしさ、かつおぶしの旨味が際立つひと品です。
【サラダ】金時草のレシピ3選
4. 食卓に彩りをプラス。金時草サラダのパン添え
金時草は下ゆでするのが基本ですが、そんなにアクが強い野菜ではないため、生のまま使う人が意外と多いです。緑と赤紫色のきれいなコントラストが、生食のサラダにぴったり。そうはいっても、やはり多少のえぐみや苦味は感じられます。
5. スナック菓子入り。金時草と小松菜のマヨサラダ
クセのない葉物野菜の代表格である小松菜と、独特の風味がある金時草のコラボ。どちらもレンジ加熱して、上からめんつゆとわさび入りのマヨネーズをかけます。さらに、タコス風味のスナック菓子をトッピングするのがポイント。メキシカンな味わいでおいしいですよ。
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