野菜によって下処理する

野菜によってさっと硬めにゆでてから保存するもの、生のままのほうが食感がよいもの、カットするものマッシュしておくものなど、それぞれに適した方法があります。野菜の特徴を理解し下処理してから冷凍保存しましょう。

水分をきれいに拭く

水気がついたままの野菜を冷凍すると、びっしりと霜がついて野菜の味が落ちるおそれがあります。冷凍する前にはしっかりと水気を切って拭き取り、霜が付くのを防ぐようにしましょう。

包装方法を使い分ける

野菜によってラップで小分けに包むもの、フリーザーバッグに入れて広げて保存するものなどさまざま。その野菜に合った保存方法をおこなえば、長持ちさせることができます。野菜同士がくっ付きやすいもの、葉物野菜やブロッコリーのように凍ると崩れやすいものは特に注意してくださいね。

冷凍野菜の解凍方法

冷凍した野菜を解凍する一番おすすめな方法は、冷凍したまま料理に使ってしまうこと!手軽なのはもちろんのこと、食感が悪くなったり旨味が流れ出たりすることなくおいしさを味わえます。時間短縮にも繋がるのもよいですね。

そのほかの方法としては、袋のまま流水で解凍する方法や電子レンジで加熱して解凍する方法、冷蔵庫でゆっくりと解凍する方法などがあります。野菜の特徴や調理法に合わせて、適した解凍方法をおこなってくださいね。

冷凍に不向きな野菜はある?

冷凍に不向きな野菜

  1. 水分の多い野菜
  2. 繊維質の野菜
  3. 香味野菜
トマトやきゅうりなど水分の多い野菜は、食感が悪くなるため避けたほうがよいです。どうしても冷凍するなら、煮込み料理やスープに使うと気にならずに食べられますよ。

また、ごぼうやせりなど繊維質の野菜もおすすめしません。理由は、筋っぽくなってしまい、特有の食感が損なわれるため。どうしても冷凍する場合は小さめにカットして軽くゆでてから保存しましょう。

にんにくやしょうが、みょうがなど香味野菜は冷凍できないわけではありませんが、風味が落ちるので、生のような香りがなくなります。なるべく冷蔵保存がよいと言えるでしょう。

野菜を上手に冷凍保存♪

野菜を使い切れずに冷蔵庫に入れていて、気付いたらしおれてたり腐っていたりした経験はよくありますよね。残った野菜はもちろん、安く大量に購入した野菜も冷凍保存するのが断然おすすめです。使いたいときにサッと取り出せて、時短調理も節約も可能ですね。

ポイントは、それぞれの野菜に合う保存方法があるので、適した処理をおこなって冷凍すること。冷蔵保存よりも長く日持ちするうえ、おいしさもキープできますよ。それぞれの野菜の保存方法を参考に、ぜひ試してみてくださいね。

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