ライター : ☆ゴン

どんな魚でも冷凍できるの?

身のやわらかい白身魚の一部には、解凍したときに身がやわらかくなったり、逆にパサついたりすることもありますが、基本的にどんな魚でも冷凍は可能です。家庭用冷凍庫では冷凍後の酸化が進んだり、乾燥したりして少し風味が落ちますが、冷凍保存することの利点のほうが多いですよ。 また調理済みの魚も冷凍できますが、煮魚などは水分が抜けてパサパサになったりしますので、煮汁ごと冷凍することでおいしくいただけます。

魚を冷凍する前にしておく下処理

魚の切り身も必ず下処理が必要!

切り身の表面には目には見えなくても水分がついています。身のなかからにじみ出たもので、臭みの元になってしまいます。冷凍すると霜になって解凍したときに味を損なう原因にもなりますので、ついている水分をキッチンペーパーできれいに拭きとってください。

一匹まるごとの下処理方法

魚は内臓やエラから傷みが進んでいきます。まずはエラから包丁を入れて頭を切り落とし、お腹を割いて内臓を取り除いてください。流水で血や汚れを洗い流してから、魚の表面やお腹のなかについた水分をキッチンペーパーできれいに拭きとれば、下処理完了です。

魚を傷めない上手な冷凍方法

魚は空気に触れることで酸化が進み傷みやすくなるので、空気が入らないようにぴったりとラップをしてください。それから密閉できる冷凍保存袋に入れて、なかの空気を抜くようにして密閉。そうすることで酸化だけでなく乾燥もある程度防いでくれます。

冷凍するまでの時間をできるだけ短く

業務用冷凍庫では急速冷凍できますが、家庭用冷凍庫でそこまではできませんので、なるべく速やかに冷凍する工夫が必要。一番のおすすめが熱伝導率の高いアルミバットにのせて冷凍時間を短くすることです。また急速冷凍モードや急速冷凍室があったら活用してみてくださいね。

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