メレンゲクッキーを失敗しないコツ

メレンゲクッキーが失敗してしまう理由は、いくつか考えられます。ふくらみが悪かったり、焼き方がうまくいかなかったりすると、見た目だけでなくメレンゲクッキー特有の食感が出なくなってしまいます。対処法もあるので以下のポイントをチェックしてみて。

卵白の泡立て

失敗しないポイントの1つが、卵白の泡立てがうまくいっているか、ということです。水気や油気のついていないボウルやホイッパー、ハンドミキサーを使って泡立てます。ボウルに卵白を入れ、砂糖の1/3量を加えて、とろみがでるまで泡立てます。残りの砂糖を2回に分けて、しっかりとツノが立つまで泡立てます。絞り袋に入れて絞り出す場合は、絞り袋もきれいなものを使いましょう。

焼き方

失敗する原因の1つとして、焼く温度が高いことが考えられます。温度が高すぎると、短時間で焼けるものの茶色に仕上がってしまったり、表面は焼けているようにみえても、中に火が入っておらず生焼けになってしまいます。温度はレシピによって異なりますが、低温でゆっくりと、オーブンの中の水分を逃がしながら焼きましょう。うまく乾燥焼きさせると、さくっとしたメレンゲに仕上がります。 またメレンゲクッキーは湿気りやすいため、焼きあがって冷めたら、保存容器に入れて保存しましょう。乾燥剤を入れて保存しておくと、より長くサクサクした状態が続きますよ。

他の材料と混ぜるとき

きちんと泡立てたメレンゲが他の材料と混ぜ合わせる際に、一気に混ぜ合わせたり、混ぜすぎてしまうと、せっかく泡立てた気泡が潰れて膨らまなくなってしまいます。その時は1/3量程度のメレンゲと他の材料をしっかりと泡立て器などで混ぜ合わせてから、生地をメレンゲとなじませます。そして残りのメレンゲをゴムべらなどで切るように混ぜていきます。そうすると、混ぜるのが少なくて済み、メレンゲを潰さないように混ぜることができますよ。

メレンゲクッキーを作ってみよう!

メレンゲクッキーの失敗しないコツや、基本レシピからアレンジレシピまでご紹介しました。さくっと軽~い食感を出すためには、うまくメレンゲを作ることと、焼き方にもポイントがありましたね。失敗しないコツをおさえておけば、口金を変えて絞ったり、味や色をつけたり、他の材料を加えてアレンジしたりと、応用しても難なく作ることができますよ。 そのまま食べてもいいし、クリームを挟んだりアイスクリームなどのトッピングにもOK。 メレンゲクッキーをマスターして、おやつやおもてなし、プレゼントギフトに作ってみてくださいね。
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